2016年に発表されている不妊症の割合や、そんな不妊症の原因とされている事。
様々な情報がありますので、少しまとめて見たいと思います。
不妊症の割合や原因を知る事も妊活の第一歩ですね!!
2016*不妊症についての情報あれこれ
不妊症と言う言葉が、世の中に認知され始めてかなりの時間が経ちました。
医療の進歩の甲斐あってか、不妊の原因の特定や、その治療法など様々なものが発見されてきました。
なんとなく、私達の身近なものになってきた『不妊症』。
一体、どのくらいの人がこれに悩んでいるのでしょう??
そして、自分は大丈夫なのか??
どうしたら不妊症を防げるのか??
そんな気になる情報をまとめて紹介します。
不妊症の割合はどれくらい??
不妊症とは??
まずは、不妊症の定義についてのおさらいをしていきましょう!!
不妊症とは「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないにもかかわらず、2年以上妊娠しない場合」を指します。
もちろん、これは健康な男女の場合を指し、何か病気を持っていたりすると、この定義には当てまりません。
割合は増加傾向
「子どもを持ちたい」と思いつつ、なかなか妊娠しないカップルは、今や10組に1組とも、5組に1組とも言われています。
なかなか安定した数値が出ていませんが、この数が年々増加しているのも事実です。
「妊娠しやすさ」は、女性の年齢により大きく変化します。
一般にもっとも女性が妊娠しやすい年齢は、20歳前後とかなり若い数値が出ています。
晩婚化が進む現代では、20歳前後の妊娠はかなり難しいのではないでしょうか。。。??
年齢が上がり、30歳台も後半になってくると、年ごとに妊娠し難くなります。
それは卵子も年齢と一緒に歳をとってしまうのが原因。
これはどうしても避けようがありません。
40代ともなると、妊娠できる確率は数パーセントしかないとも言われているんです。
なので。「子どもをもちたい」と思ってもなかなか妊娠しないカップル、つまり『不妊症』の人は、年齢が上がると共にその割合が増加します。
日本は不妊症が多い?!
そんな中、不妊率を世界と比べてみると、時代や国によってバラツキはあるものの、世界の不妊症の比率の平均は約9%。
調査の詳細が示されていないので一概にはいえませんが、これに比べると日本は16%という数字が出ています。
これはかなり高い数値だと言えます。
不妊症の原因とは??
女性の不妊症
まず、不妊の原因が女性に合った場合です。
女性の不妊症の原因には。。。
- 排卵因子(排卵障害)
- 卵管因子(閉塞、狭窄、癒着)
- 子宮因子(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形)
- 頸管因子(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常など)
- 免疫因子(抗精子抗体など)
などがあります。
このうち排卵因子・卵管因子に男性不因子を加えた3つは頻度がかなり高く、不妊症の3大原因と言われている、不妊症の中ではかなり有名なものです。
男性の不妊症
次に、男性側に原因があった場合です。
男性の不妊症の原因は。。。
- 射精がうまくいかない場合(性機能障害)
- 射精される精液の中の精子の数や運動率が悪くなっている場合(精液性状低下)
に分けられます。
後者は軽度・中等度のものと、高度および無精子症というものに分類されます。
この他にも、あらゆる検査をしたが原因が分からないという、原因不明の不妊症も存在します。
不妊症にならないためにはどうすればいいの??
いざ赤ちゃんが欲しいと思った時、不妊症にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。
私たちに出来るのは、日ごろの生活習慣の見直しです!!
《体重を適正に保つこと》
太り過ぎも痩せすぎも、妊娠率を下げてしまう原因です。
食生活や適度な運動で、適正体重を保つのは重要です。
《偏食をしない》
好きな物ばかり食べがち。。。なんて事は誰でもあると思います。
しかし、なるべくバランスのいい食事で、バランスよく栄養素を摂れるように心がけましょう。
《喫煙を避ける》
ご自身での喫煙も、副流煙も、妊娠希望であればもってのほか!!
喫煙歴がある方の不妊症が多いのも事実です。
《基礎体温を測る》
婦人科を受診する時、基礎体温を記録してあると診断がスムーズです。
妊活では基本中の基本ですし、自分の体の事を知るためにはとっても重要です。
《薄着を避ける》
冷えには十分気をつけましょう。
冷えは妊娠の大敵です!!
エアコンなどで冷えてしまうのは避けたいですね。
《ダイエットなどによる急激な体重の変化を避ける》
無理なダイエットや、運動をしないで食事制限のみのダイエットは、ホルモンバランスの乱れやお肌のあれも引き起こします。
もちろんホルモンバランスの乱れは不妊につながるので、気を付けましょう!!
《不特定多数や多数のパ−トナーと性的な関係を持たない》
当たり前の事ですが。。。特定のパートナーと将来を考えましょう。
《酒量は控えめにする》
少量なら体に良いと言われていますが、大量に飲むのは厳禁!!
適度に楽しむのが理想的です。
《性病にかからないようにする》
性病が原因で不妊になる方も多くいらっしゃいます。
予防のためにも、妊娠するつもりがない場合は必ずコンドームで避妊しましょう!!
《婦人科を定期的に受診する》
病気の早期発見が期待できます。
早期発見できれば、不妊症も改善する可能性が高まりますので、定期的に検診を受けるのがオススメです。
《睡眠時間は十分とる》
きちんとした時間に睡眠をとり、生活リズムを整えましょう。
不規則な生活は、ホルモンバランスが崩れ不妊症の原因になります!!
《ストレスや過労を避ける 》
ストレスは妊活の大敵と言われています。
ストレスを溜めない事は不可能かもしれませんが、発散方法は作っておきましょう。
《子宮頸がん検診や乳がんの検診を受ける》
女性なら決して他人事ではありません。
常に健康でいられるように努力しましょう。
《適度な運動をする》
ストレス発散になったり、血流がよくなったり、適度な運動は良い事だらけです。
なかなか運動する時間がない方が多いと思いますが、ウォーキングやヨガなどオススメです。
《ストレス解消方法を見つける》
映画や、カラオケ、読書なんかもいいですね。
自分なりのストレス発散方法を持っておきましょう。
筆者のひとりごと
今の時代、有難いことにコンビニで何時でも何でも買えまる時代です。
しかし、そんな添加物の入った食品ばかり摂るのは、不妊症の原因だけでなく、他の病気にもなりかねません!!
忙しい現代人。
手を抜くところも必要ですが、食生活や生活週間は一番に見直したいところですね!!
同じく、必ずと言っていいほど皆さんが抱えている『ストレス』。
働く女性ならなおさら、ストレスを溜めない事なんて不可能かもしれません。。。
自分なりに、少しでも発散できる方法を見つけておく事がオススメです。