皆さんは、「目」に対してどのようなイメージがありますか?
「大きな目=可愛い・イケメン」や「垂れ目=穏やか」などのイメージは、一般的によく言われているものですね。
このように目に対して固有のイメージがついているため、ママは産まれてくる赤ちゃんの目の大きさや形が気になるところ。
産まれたばかり赤ちゃんの腫れぼったい目を見て、先行き不安になることも多々あるのではないでしょうか。
そこで、今回は赤ちゃんの目の大きさや変化についてお話ししていきます。
目の大きさはどうやって決まるの?
「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、目から得られる情報はたくさんあります。
大きなぱっちりした目、切れ長の目、垂れ目、つり目…等さまざまな目の形や大きさがありますよね。それぞれの目に対して、一般的なイメージが固定されがち。
このイメージは良いイメージも悪いイメージもあり、その影響で自分の目をコンプレックスに思っている方も多いのではないでしょうか。
そもそも目の形や大きさはどのように決まるのでしょうか。目の大きさは、両親からの遺伝によってほぼ決まります。両親ともに二重であれば、子どもも二重になる確率が高いです。
遺伝によるものなので、「妊娠中にこうしたら目が大きくなる」等の方法は存在しません。日本人は「二重の大きな目」への憧れが強い傾向にあります。だから自分の子どもの目の大きさや形が気になってしまいがちです。もし目を大きくできる方法があるとすれば、みんな二重を目指して何かに取り組むかもしれませんね。
なぜ赤ちゃんの目は腫れぼったいの?
産まれてきたばかりの赤ちゃんの顔を見て、可愛い!と同時に腫れぼったさに驚くかと思います。
目は、特に腫れ上がったようになっていますよね。
これはお腹の中の環境が影響しておこるものです。
産まれるまでの間ずっと羊水の中にいたため、顔がむくんだ状態で出てくるのです。
生まれたての赤ちゃんは目をしっかりと開ける力がありません。この影響もあって余計に目が小さく腫れているように見えるのでしょう。
出産当日に驚いた目の腫れぼったさも、退院するころにはすっきりとした目元になっていることが多いです。
たくさんおっぱいを飲めるようになると、今度はまぶたに皮下脂肪が付いてきて、再び腫れぼったさが戻ってきます。
目の腫れぼったさがある時期に、一重か二重か判断することは困難です。
「生後一日目は二重だったのに、数か月経ったら一重になった」「寝おきだけ二重」など変化がつきもの。
むくんでいた目もすっきりした目も、一重も二重もどれも短い間の素敵な思い出です。その時々の赤ちゃんの顔をしっかりと満喫していきましょう。
腫れぼったさはいつまで続く?
赤ちゃんの目の腫れぼったさは、生理現象なので徐々に解消されていきます。赤ちゃんの運動量が増える時期である、1歳頃に一般的には体全体がすっきりとしてきます。この時期に目の周りの脂肪も適度に落ち、腫れぼったさも無くなるのです。
腫れぼったさが無くなると、一重か二重か判断しやすくなるでしょう。ただ一重と二重、どちらが良いということはありません。どちらの目であっても、可愛いわが子であることは違いありませんからね。
成長すると目の大きさは変わるの?
赤ちゃんの顔つきは日々変化していきます。顔つきが変わるということは、目の大きさも変化すると思っていませんか?目本来の大きさは遺伝情報によって決まっているので、通常目の大きさが大幅に変化することはありません。
目自体の大きさは変わりませんが、痩せる・太るなどの体格の変化があると、相対的に見て目の大きさが変わったように見えることもあります。
成長の中でどのような顔つきになっていくかは、誰にもわかりません。それが子どもの成長の楽しみな部分かもしれません。
全部可愛い!わが子の成長を楽しもう!
人の印象を大きく左右する目。されど目だけですべてが決まるわけではありません。どんな目であっても可愛いわが子です。
他の子と比べたりせず、その子の素敵な個性に目を向けてください。
成長に伴い、子どもの顔はすごいスピードで変わっていきます。
今しかない表情や仕草をたっぷり味わいながら、子どもの成長を温かく見守っていきましょう。
心豊かな素敵な人になるよう、お子さんの良い部分をたっぷり伸ばす育児に励んでいきたいですね。