女性は妊娠すると、体内のホルモン分泌のバランスが大きく変化します。その変化は身体の見た目にもあらわれるものです。
中でもショックを受けることの多いものの一つに、乳輪の変化があります。乳首が黒くなるという話はよく見聞きすると思います。しかし乳輪が大きくなるママも多く、悩みの種になっているようです。
そこで今回は、なぜ妊娠すると乳輪に変化がおこるのかという原因や、乳輪が大きくなりやすい女性のタイプ、授乳中にも乳輪に変化があるのか、出産後は元に戻るのなどについて、お話ししたいと思います。
妊娠・出産は喜ばしいことですが、女性にとって乳輪の変化は受け入れがたい面もあるでしょう。正しい知識を持ち、ケア方法などを実践することで、気持ちの余裕を持てるようにしてくださいね。
目次
妊娠すると乳輪に変化がおこるのはなぜ?
女性は妊娠するとなぜ乳輪が大きくなってしまうのでしょうか。最大の原因は妊娠によって女性ホルモンの分泌バランスが変わり、身体に変化があらわれるからです。ですが原因はそれ一つではありません。
実は妊娠以外にも、乳輪が大きくなる理由はあります。ストレスフルな生活を続けることで自律神経が乱れてしまうことやむくみ、遺伝、肌の乾燥などです。
自分が無意識で行っている生活習慣の中にも、乳輪が大きくなる要素はたくさん隠れているということです。そうした生活習慣や妊娠による身体の変化が加われば、乳輪が大きくなりやすくなるのは仕方がないといえそうです。
まずは乳輪が大きくならないように、日頃からできる方法を実践することが大切になります。
妊娠・産後に乳輪が変化する原因とは?
まず妊娠・産後は女性の乳輪は変化するものです。この原因となるのが黄体ホルモンであるプロゲステロンと、卵胞ホルモンであるエストロゲンという、2つの女性ホルモンです。
出典:八木クリニック
プロゲステロンは、妊娠を正常に維持するために分泌されます。そして、エストロゲンは自律神経を整える働きを持っています。
バストサイズの変化
また妊娠前には平均的なサイズだった乳輪が妊娠後に大きくなるのは、バストが大きくなることに関係しています。
妊娠すると女性は通常より2カップほどサイズアップするのが一般的です。このバストアップが、乳輪にも影響し、大きくなってしまうのです。
そのため妊娠中の女性の中には、片方の乳輪だけが肥大するというケースも見られます。そしてこれらの理由から、巨乳の女性に乳輪が大きいひとが多いといわれています。
これはバストが成長する過程で、乳輪が横に伸びてしまうことが原因のようです。妊娠によって乳腺が発達し、バストがサイズアップする過程で、同じようなことがおこってしまうのですね。
授乳中に乳輪が変化する原因とは?
乳輪が大きくなる原因は妊娠だけではありません。実は授乳も乳輪が大きくなる原因の一つです。なぜ授乳中に乳輪が大きくなるのかというと、いくつかの原因が考えられます。
まず赤ちゃんがおっぱいを飲むとき、乳頭を見つけやすいよう色のついた乳輪が大きくなるというものです。新生児は特に目がほとんど見えませんので、その時期には赤ちゃんがおっぱいを探しやすいように、大きくなりやすいといわれています。
また妊娠をすることで乳腺が発達することもあり、これが原因で乳輪が大きくなると言われています。乳腺は母乳を作るための大事な組織なので、正常に発達が行われなければ母乳を出すことができません。
その際に母乳を運ぶ「乳管」と呼ばれる組織が広くなることでバストが大きくなり、乳輪が大きくなる理由の一つとされています。
産後のストレスで自律神経の乱れが原因になることも!
次に産後のママが疲れやストレスを感じてしまい、自律神経が乱れることです。特に新生児期は授乳間隔も短いので、ママは身体が十分に回復していないにも関わらず休むことができません。そのために疲労が蓄積され、ストレスを感じやすくなります。
その結果、自律神経が乱れることで乳輪が大きくなることがあるのです。そして出産後も乳輪が元に戻らず、大きいままのことがストレスとなり、産後うつを引きおこすケースもあるようです。ですが、きちんと原因を理解しておくと、気持ちの準備ができるかもしれませんね。
生活習慣が原因で乳輪が大きくなることはある?
妊娠や授乳以外にも、乳輪が大きくなる原因があります。実は、毎日の生活習慣が原因となって、乳輪が大きくなることも多いのです。乳輪を大きくしたくないなら、そうした生活習慣を改める必要があるということですね。
自律神経やストレスによる可能性
自律神経とは呼吸器や循環器、消化器など、人間の体にある臓器の活動を調整するため、24時間働き続けている神経のことをいいます。活動時や日中に活発になる「交感神経」と、安静時や夜に活発になる「副交感神経」に大別されます。
心身にストレスがかかると自律神経が乱れてしまい、さまざまな症状を引きおこします。中でも心身に不調があらわれた状態を「自律神経失調症」といい、そうした状態に陥ることで乳輪が大きくなることがあります。
乳輪がむくんでいる可能性
出産すると産まれたばかりの赤ちゃんにおっぱいを飲ませるようになりますが、最初から哺乳が上手なわけではありません。
新生児が母乳の浅飲みをくり返しているとママの乳房の血行が悪くなり、乳頭や乳輪がむくんでしまうことがあります。それが乳輪を大きくすることにつながってしまうのです。
赤ちゃんにおっぱいを飲ませているときに乳輪が痛いと感じたら、むくんでいる可能性があります。母乳外来などで乳輪の状態をチェックしてもらいましょう。
乳輪が大きくなるのは遺伝の可能性も!
実は乳輪の大きさの原因には遺伝的な要素もあります。ご両親のどちらかの乳輪が大きかった場合、その遺伝を受け継いで乳輪が大きくなることがあります。
そしてバストが大きいという遺伝を受け継ぐことが、大きな乳輪につながることもあります。すべてのひとが両親のいずれかから、乳輪の大きさを受け継ぐというわけではありませんが、可能性の一つとして理解しておくことは、大事かもしれませんね。
乾燥からかゆみが原因で掻きむしり肥大化する可能性
案外知られていない原因に、乳輪の乾燥があげられます。乳輪がかゆいと、掻いてしまう女性も多いと思いますが、そうした刺激を受けることで身体がその部分を保護する指令を出してしまいます。
その結果、乳輪が黒ずんだり、大きくなってしまうことがあります。そのため、乳頭と同じように乳輪も日頃から乾燥対策をしておくのがおすすめです。
特に季節の変わり目などは、掻きむしりたくなるほどのかゆみを乳輪に感じる女性も多いので、注意してくださいね。
サイズの合わない下着を付けている可能性
そして妊娠あるいは授乳中のママに特に気をつけてほしいのが、サイズの合わないブラジャーをつけていることで乳輪が大きくなることがあるという事実です。
特につけているブラジャーがゆるめで、乳首や乳輪が摩擦で擦れてしまう場合はかゆみの原因になるだけでなく、乳輪を大きくしてしまうことにつながります。
授乳前後でバストの状態は大きく変わりますので、サイズの合ったブラジャーを身につけるように心がけましょう。
妊娠中の乳輪の変化はいつ頃からおこるの?
妊娠すると、すぐに乳頭と乳輪へ変化があらわれます。まず乳頭と乳輪が敏感になり、下着や衣類に少し触れただけでもかゆみや痛み、違和感を覚えるようになります。そしてプロゲステロンの分泌量が増えるにつれてメラニン色素が増え、乳頭や乳輪が黒ずみ始めます。
出典:大谷レディスクリニック
その後、妊娠後期にかけて乳腺が発達し、乳房が大きくなっていきます。それと同時にママの体全体に脂肪がつきやすくなり、お腹と同じように乳房にも妊娠線ができることがあるほどです。
そのように乳房が大きくなる過程で、乳輪も大きくなっていくのです。これは乳房が大きくなるのと比例して、乳輪が横へ横へと成長していくことが原因です。中には「乳輪肥大」をおこすママもいるようです。
乳輪が大きくなりすい人には特徴があるの?
では妊娠や授乳をきっかけに、乳輪が大きくなりすい人には共通する特徴があるのでしょうか?
遺伝の問題
まず遺伝的に乳輪が大きめのママは、妊娠や授乳をきっかけに、さらに乳輪が大きくなる可能性が高いです。
中には産まれたときから、乳輪肥大の赤ちゃんもいます。
乳輪の成長が早い
次に乳房全体の成長より、乳輪の成長が早い人です。実は乳房と乳頭、乳輪の成長スピードは異なります。そのため乳首や乳輪より乳房全体の成長が早いと、「陥没乳首」になります。そして反対に乳輪の成長が乳房全体より早いと、乳輪肥大になってしまうのです。
巨乳
そのほかに考えられるのは、巨乳の女性です。乳房が大きい巨乳の女性は妊娠する前から乳輪肥大であることが多く、それがより大きくなってしまいやすいです。
自律神経(ストレス)と乳輪が大きくなることの関係とは?
前述した通り、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。そのどちらかが働いているときには、どちらかが休んでいるものです。
具体的には神経を活発にする必要があるときには交感神経が、心身を休めて回復させるときには副交感神経が働きます。
出典:やよい堂整骨院
ですが心身にストレスがかかると、交感神経が高ぶってしまい、その時間が長く続くようになります。副交感神経が慢性的に働かないと、心身の回復力が低下します。それが原因で、自律神経失調症などの症状があらわれてしますのです。
自律神経の乱れが肌荒れに関係する!?
そして自律神経の乱れは、肌荒れの原因にもなります。これは自律神経が乱れることで肌のターンオーバーが遅くなってしまい、乾燥肌の原因にもなります。
乳輪の皮膚も周期的なターンオーバーが不可欠ですし、乾燥によりかゆみを感じて掻きむしるようになると、さらに乳輪を大きくすることになります。
出典:やまもと形成外科
妊娠あるいは授乳中のママは身体だけでなく、生活も激変します。睡眠時間が思うように確保できないなどのストレスを感じる機会も多いでしょう。妊娠または育児のストレスが高じて自律神経失調症、うつ病などを発症するケースも珍しくありません。
そこまで悪化させないにせよストレスを上手に解消し、自律神経を整える生活を心がけないと、気がついたときには乳輪が大きくなってしまっているかもしれません。
日本人の乳輪の平均サイズとは?
とはいえ普通の人は、自分以外の女性の乳輪をまじまじと見る機会などないものです。そのため日本人の平均的な乳輪のサイズがどれくらいなのかも、知らない人が多いことと思います。そう聞くと、平均的な乳輪サイズを知りたくなりますよね。
医学的な統計データはないようですが、美容皮膚科や美容整形外科などのホームページをチェックしてみると平均的な乳輪サイズが直径が3.5~4.0cmとしているところが多いようです。ちなみに乳首サイズの平均は、1.0~1.5cm程度とされています。
とはいえ乳輪のサイズには個人差がありますし、男性によっても大きさの好みは分かれるようです。
女性の理想の乳輪サイズは直径が3.0~3.5cmといわれていますが、男性の理想の乳輪サイズは4.36cmなのだそうです。そう考えると、あまり神経質にならなくてもよいのかもしれません。
産後に乳輪は戻らないの?いつ頃から戻るもの?
妊娠中に乳輪が大きくなってしまうのは、ホルモンの分泌バランスの変化やバストのサイズアップなどが原因なので仕方がないと割り切れるママも多いことでしょう。ですが大きくなった乳輪が産後に元に戻るのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。
妊娠をきっかけに大きくなった乳輪ですが、授乳中は元のサイズに戻ることはないようです。これは乳腺の発達は落ち着いても、母乳の分泌が続いているうちは戻りにくいことが理由です。
ですが断乳や卒乳をきっかけに乳房の大きさが元に戻れば、乳輪の大きさも小さくなることが多いです。とはいえ乳輪が戻るスピードには個人差があるので、産後2年以上かかることもあります。
また妊娠前と同じ乳輪の状態に戻るかということに関しては、個人差があるようです。それは、授乳が終わっても乳輪を肥大化させる生活習慣を続けていれば元に戻りにくいからです。その点を理解して生活習慣にも配慮しておくことをおすすめします。
乳輪が大きくなってしまわないように、普段の生活習慣で気を付けるべきことは?
妊娠や授乳で乳輪が大きくなってしまうのは生理的な原因なので、自分ではどうすることもできませんよね。
ですが普段の生活習慣を見直すことで、乳輪が大きくなることを防ぐことはできます。では普段の生活の中で、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
まず乳輪を大きくしないために、普段の生活習慣を見直して、自律神経のバランスを整える方法を紹介しておきましょう。
食事
手始めに、食生活を改善する方法です。食物繊維が豊富、酸っぱい、辛い、発酵している食べものは、自律神経を整えてくれます。
玄米や全粒粉、きのこ類、海藻、ごぼう、そば、西洋かぼちゃ、酢、レモン、唐辛子、わさび、しそ、梅干し、みそ、納豆、漬物、キムチ、ヨーグルトなどを意識して食べるようにしましょう。
合わせて水分補給を心がけること、その際、身体を温めてくれる生姜湯や黒豆茶などを飲むのもおすすめです。
入浴
次に入浴方法です。シャワー浴をするママも多いと思いますが、入浴タイムは睡眠と同様に副交感神経が優位になる大切な時間です。38~40度くらいのぬるめのお湯につかる習慣をつけましょう。
食後1時間を過ぎてから、就寝時間の1時間前にはお風呂から出られるように入浴するのがおすすめです。
睡眠
そして睡眠の質をあげる方法です。まずは早寝早おきが基本となります。
そこで就寝時間の2時間前にはテレビやパソコン、ゲームをやめ、好きはアロマや音楽でリラックスし、入眠しやすい状態をつくりましょう。
女性ホルモンの分泌バランスが崩れることも、自律神経のバランスを乱す原因となります。妊娠・出産・授乳によって乱れがちなホルモンの分泌バランスを整える生活習慣を心がけることが大事です。
アロマ
授乳中のママにはなかなか難しいのですが、心身を休める時間を設けることを意識しましょう。
ゆっくり入浴する、マッサージやストレッチを行う、アロマでリラックスするなど、自分を休ませることを意識するのがポイントです。
過度なダイエットは厳禁
また産後に体重を落としたいと、ダイエットに励むママもいるようですが、授乳中に過度なダイエットを行うとホルモンの分泌バランスが乱れます。
身体に異変を感じたときはダイエットは中止して、大豆を中心としたバランスのとれた食事を摂るように心がけましょう。
そして睡眠時間の確保も重要です。家事は多少手抜きして、赤ちゃんと一緒にお昼寝するくらいの気持ちで、自分の心身を安定させることを大切にしましょう。
自宅でのケアは何かあるの?
妊娠や授乳が原因で乳輪が大きくなるのは仕方がないにしても、いち早く元の状態に戻したいのが女心ですよね。では、大きくなってしまった乳輪を元に戻すために自宅でできるケア方法はないのでしょうか。
自宅で行えるケア方法を実践することで、少しでも早く大きくなった乳輪を元に戻せるなら、試してみたいママがたくさんいるはずです。
そこで自宅で大きくなった乳輪をケアする方法を、いくつかご紹介しておきたいと思います。
手軽にできるむくみをほぐして乳輪ケア方法とは?
乳輪が大きくなってしまう原因の一つに、むくみがあげられます。授乳中のママの乳輪がむくむということは、赤ちゃんが母乳を飲みづらくなっている状態なので、おっぱいマッサージをしてむくみを解消してあげるのがおすすめです。
そして妊娠中のママも、出産前からおっぱいマッサージを行っておくと母乳が出やすくなりますので、ぜひ習慣にしましょう。
乳頭マッサージ
まずは乳頭マッサージの方法について、ご紹介していきます。
出典:山本産婦人科
乳輪を親指と人差し指でつまみ、角度を変えながら乳首の周りを圧迫する
出典:山本産婦人科
乳頭を人差し指と中指ではさみ、親指で乳頭の先を回す
出典:山本産婦人科
乳頭を親指と人差し指、中指でつかみ、左右に回転させる
むくみとりマッサージ
おっぱいのむくみをとりたいときには、以下のマッサージ方法がおすすめです。
- 乳房を薬指と中指で支え、親指と人差し指で乳首を圧迫する
- 乳首を圧迫する位置を上から下にずらしながら、2~3回ずつ圧迫する
- 乳輪の左右を両手の薬指と小指で持ち上げ、親指と人差し指で乳輪をゆっくりとつまむ
- 乳頭を中心に位置を少しずつずらしながら、3~4回内側に圧迫する
美白ケアで乳輪を目立たなくする方法とは?
妊娠中や授乳中に生理的な理由で乳輪が大きくなってしまうのは、避けがたいことです。
卒乳すれば元に戻る可能性があるとわかっていても、できれば少しでも乳輪が大きくなったことが目立たないように何とかしたいと考えるママも少なくないでしょう。
そんなときには乳輪に美白ケアをすることで、目立たなくすることができます。乳輪が黒ずむのを防ぐことで、乳輪が目立たなくなるからです。
そこでおすすめなのが、乳首や乳輪の黒ずみを改善することを目的に作られた美白クリームです。専用クリームを使えば、自宅でも簡単にケアできます。
妊娠あるいは授乳中のママのために開発されている美白クリームは、肌が敏感になっていることを考慮して低刺激性のものが多く、保湿成分も豊富に含まれています。また、お風呂上がりに塗るだけで簡単に使えるのがメリットといえます。
一方で美白クリームは高価なものが多いこと、赤ちゃんへの影響を考えると授乳中は使うのを避けたものがよいものがあるという、デメリットもあります。
美白クリームでセルフケアする際には、身体に悪影響が及ばないものかをしっかり調べてから使うことがポイントです。
乳首の美白ケア用におすすめの商品5選!
インターネットで検索してみると妊娠あるいは授乳中のママ向けに、さまざまな乳首・乳輪の美白ケアクリームが販売されていることがわかります。
ですが、そのすべての商品が同じ効果や安全性があるとは限りません。そこで乳輪の美白ケアを行いたいママにおすすすめの商品を、いくつかご紹介しておきましょう。
ホワイトラグジュアリープレミアム
ホワイトラグジュアリープレミアムの特徴は、即効性のある生ビタミンC、中間型の水溶性ビタミンC、持続型の油溶性ビタミンCという3つのビタミンCが配合されていることです。この3つのビタミンCの相乗効果で、肌の表層だけでなく深部でおこるメラノサイトの生成も抑制します。
また美白成分もヒアルロン酸やプラセンタ、ビタミンE、クロレラエキス、アロエベラエキス、コラーゲン、オタネニンジンエキスなど、低刺激のものばかりを配合しています。
そして合成香料や着色料、鉱物油、アルコール、パラベンが無添加なので、敏感肌でも使用可能です。また乳輪や乳首だけでなく、陰部にも使うことができます。
ですが赤ちゃんへの影響を考慮して妊娠中や授乳中は避け、卒乳後に使うよう公式サイトに明記されています。
ホスピピュア
美白成分にもいくつかの種類がありますが、ホスピピュアに配合されているのは、メラニン色素の生成を抑えるトラネキサム酸です。
トラネキサム酸というと、しみやそばかすの改善に有効なことで有名です。しかしこのトラネキサム酸は炎症を抑える働きもあり、乳首や乳輪の黒ずみの予防効果が高いのです。
さらにホスピピュアには、アーティチョーク葉エキスやルナホワイト、スギナ、プリンセスケア、ニーム葉、ホップという、天然由来でメラニン色素に直接働きかける成分も含まれています。
それに加えて、セイヨウナシ果汁エキスが肌のターンオーバーを改善し、スクワランとシアバターがしっかり保湿してくれます。
ただし妊娠中は使用可能ですが、授乳中は赤ちゃんへの影響を考えると使用しない方がよいでしょう。
薬用アットベリー
薬用アットベリーには、プラセンタ、グリチルリチン酸2K、甘草フラボノイド、トウキエキス、エイジツエキスという、5種類もの美白成分が含まれています。この美白成分はナノ化されており、肌の深部まで浸透します。
さらにセラミドをはじめ、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン、トレハロース、アラントインという6種類の保湿成分も配合されており、乳輪の黒ずみの原因となる乾燥をしっかり防いでくれます。
着色料、シリコン、席夕景界面活性剤、紫外線吸収剤、鉱物油、アルコール、パラペンが無添加なのもうれしいですよね。
ただし妊娠中や授乳中のママが薬用アットベリーを使用する場合は、専門医に相談してからにするように公式サイトに明記されています。
薬用イビサクリーム
薬用イビサクリームには、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。どちらも抗炎症作用があり、それにより肌のターンオーバーを促して沈着しているメラニン色素を少しずつ取り除いてくれます。
天然由来のサクラ葉抽出液やカモミラエキス、ダイズエキス、オウゴンエキスなどの美白成分に加え、ヒアルロン酸ナトリウムやシロキクラゲ多糖体、乳酸ナトリウム液、ローズ水といった保湿成分も配合されています。もちろん、合成香料や着色料、鉱物油、アルコール、パラペンは無添加です。
基本的に赤ちゃんへ影響する成分は少ないと考えられますが、妊娠中や授乳中のママが使いたい場合には事前に専門医へと相談し、許可をもらってからにするとより安心です。
ピューレパール
ピューレパールの特徴は、プラセンタやグリチルリチン酸2K、米ぬかエキスが高濃度で配合されていることです。その結果、肌のターンオーバーを整えるだけでなく、メラニン色素の生成の抑制とメラニン色素が含まれた古い角質の排出が同時に実現します。
またトリプルヒアルロン酸やプラセンタ、トリプルコラーゲン、天然ビタミンEが配合されていることで十分に保湿され、ターンオーバーの正常化をサポートしてくれます。
合成香料や着色料、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤が使われてないことも、ポイントが高いといえるでしょう。
ピューレパールは妊娠中や授乳中でも使えることを目的に製造されていますが、公式サイトでは専門医の同意を得てから使うように推奨しています。
病院でのケア方法とは?
妊娠中や授乳中に大きくなった乳輪を元に戻すため、自宅でセルフケアをするという方法がありますが、効果を実感するまでに時間がかかるのが難点です。より早く乳輪が小さくなる効果を求めたいなら、病院でケアするという選択肢があります。
その方法には大きくなった乳輪を目立たなくするクリームなどを用いた治療と、手術があります。
病院でレーザー手術する方法とは?
市販されている美白クリームでセルフケアするより、美容皮膚科などで処方された美白クリームを使用する方が乳輪の色を目立たなくする効果は高いです。
ですが色が薄くて目立たなくなるだけなので、乳輪自体が小さくなるわけではありません。また病院の処方薬にも即効性はありません。そのためいち早く乳輪の色を改善したい、あるいは乳輪自体の大きさを小さくしたいママにはレーザー手術がおすすめです。
また乳輪の色を薄くするためのレーザー手術の方法には、二種類あります。
ひとつは「QスイッチYAGレーザー」です。
出典:みやび形成外科
そしてもうひとつが「ピコレーザー」を用いたものがあります。
出典:Wクリニック
この2つの手術は照射時間と回数が異なるだけで、基本的には沈着しているメラニン色素にレーザーを照射することで破壊して、色を薄くするという方法です。
短期間で効果があらわれるというメリットがある反面、費用が高額であること、妊娠中や授乳中のママは受けることができない、などのデメリットがあります。
乳輪を小さくするためのレーザー手術の方法には、「乳輪縮小手術」があります。
手術は2~3時間で終わるので日帰りでも受けられるというメリットがありますが、健康保険適用外なので乳輪の片方で11万円程度という高額な費用がかかることはデメリットといえそうです。また妊娠中あるいは授乳中のママは、受けることはできません。
乳輪を小さくしたいママにおすすめクリニック3選
大きくなった乳輪をいち早く小さくしたいので、クリニックで治療したいけれど、どうやって探したらよいかわからないというママも多いことでしょう。
そこで、乳輪を小さくする治療を受けられるクリニックの中でも、特におすすめの3つを紹介したいと思います。
ルーチェ東京美容クリニック
ルーチェ東京美容クリニックは、東京の池袋にある美容クリニックです。
ここでは乳輪や乳頭の黒ずみをピンク色に戻すことを目的にした、ピコレーザーを用いた「ピコニップルケア®」という手術を行っています。所要時間わずか5分となり、1回のレーザー治療のみで効果が現れ、美白剤との併用治療も可能です。
「ピコニップルケア®」にかかる費用は、両方の乳輪と乳頭で148,000円(税別)となっています。
そしてルーチェ東京美容クリニックでは、乳輪縮小手術も行っています。手術は局所麻酔を使って行われ、所要時間も30分程度なので日帰りで受けることができます。静脈麻酔を使うので手術中に意識はなく、点滴をやめると時間がかからずに覚醒することができます。術後はきちんと麻酔が抜けるまで安静にして過ごします。
ルーチェ東京美容クリニックの乳輪縮小術は傷が目立ちにくいように切除してくれると評判で、費用は298,000円(税別)となっています。
また手術を行う前に担当医がカウンセリングを行います。現在の乳輪の状態や本人が希望する乳輪のサイズ、形、バストとのバランスを考慮したうえで、デザインを決定します。
そしてルーチェ東京美容クリニックではピコニップルケア®との併用を推奨しており、これにより黒ずんだ乳輪をピンク色に戻すこともできます。これには傷口が目立ちにくくなるという効果もあるようです。
とはいえ体質や肌質、症状によって効果には個人差があるので、まずは相談に言ってみることをおすすめします。
秋葉原中央クリニック
秋葉原中央クリニックはその名の通り、東京都秋葉原で開業している美容クリニックです。
ここは「ニップルケア」という最新のピコレーザーを使った治療で、乳輪や乳首の黒ずみを改善してくれることに定評があります。
レーザーの照射回数はわずか1~2回で術後に美白軟膏を併用することで、ピンク色の乳輪や乳頭を取り戻すことができます。
費用も美白軟膏1本付きで1回138,000円(税別)となっています。
秋葉原中央クリニックでは妊娠や授乳によってだけでなく、乳輪肥大で悩んでいるすべての女性を対象に、乳輪縮小手術も行っています。局所麻酔を用いて乳輪の余分な部分を切り取り、縫合するという方法です。翌日にはシャワーを浴びることができ、手術後7日で抜糸します。
費用は乳輪の片側が70,000円(税別)となっており、通常140,000円(税別)の費用が必要です。
秋葉原中央クリニックの魅力は、「美のかかりつけ医」として長く患者さんと付き合いたいと考える院長の姿勢と、美意識の高い正看護師や毛髪診断士、まつ毛マイスター、コスメマイスター、美容師免許を所有しているスタッフが常駐し、患者さんをサポートしてくれることです。
男性のお医者さまには質問しにくいことでも、女性スタッフには聞きやすい場合もありますよね。そういった点を活かしながら親身になって相談にのってくれると評判です。治療内容や費用など、何か不安要素があるなら一度相談してみることをおすすめします。事前に予約が必要ですので、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。
大宮中央クリニック
大宮中央クリニックは埼玉県大宮市にあり、北関東では初めてピコレーザーを導入したことで有名です。
そのため乳輪や乳首の黒ずみを除去する「ニップルピコレーザートーニング」が人気だといいます。
これは2~3週間毎に低出力の波長のレーザーを照射するという方法で、治療完了までに5~10回の施術を受けることになります。
気になる費用は1回だと19,800円(税別)ですが、5回は79,000円(税別)、10回は108,000円(税別)と、回数が増えるほどにお得になっていきます。
とはいえ長く通院するのは負担が大きいママの多くは、乳輪縮小手術を受けているようです。乳房にあった乳輪のサイズに縮小することができます。その方法も乳頭の内側部分を切除するものと、乳輪の外側部分を切除するものがあり、担当医と患者さんがカウンセリングを通して方法を決めることになります。
手術の所要時間は60分ほどで、費用は方法によって異なります。内側切除法を用いると348,000円(税別)、外側切除法を用いると298,000円(税別)となります。
大きくなった乳輪をより小さくしたい場合は、外側切除法を用いた方が効果は高いようです。大宮中央クリニックで特筆すべきことは、診察からカウンセリング、治療、アフターケアまで、経験豊富な院長が担当してくれることです。
経験豊富な院長と直接相談しながら乳輪をデザインすることができるので、ママは安心して手術を受けることができます。また専任のカウンセラーがつき、細かな相談にのってもらえるのも魅力です。
乳輪を小さくする手術ってどんなもの?
妊娠や授乳によって大きくなった乳輪は、卒乳することでもとに戻る可能性があります。そして乳輪の美白ケアを行うことにより、目立たなくすることも可能です。
ですが確実に乳輪を小さくしたいと考えているなら、乳輪縮小手術という手術を受けるのがおすすめです。
乳輪縮小手術とは大きくなった乳輪の一部を切除して縫合することで、乳輪事態を小さくする手術方法のことをいいます。
その方法は、「内側切除法」と「外側切除法」に大別されます。
出典:みずほクリニック
乳輪縮小手術は局所麻酔で行われますので、入院は不要となり、完治までに3カ月ほど通院するクリニックが多いようです。
費用は選択する術式やクリニックによって異なり、140,000~700,000円までと幅があります。そして妊娠中や授乳中のママは手術を受けることができないので、卒乳後に行うことになります。
乳輪縮小手術のメリットとデメリットは?リスクはないの?
乳輪縮小手術のメリットとデメリットは、術式によって異なります。内側切除法とは乳首周辺の皮膚を切除するもので、傷が目立ちにくい、グラデーションが自然というメリットがあります。
出典:アサミ美容外科
ですが、乳輪が縮小できる範囲は、外側切除法と比べると狭くなるというデメリットがあります。
外側切除法とは、乳輪の外側を切除するもので、乳輪を縮小する範囲を広くすることができるというメリットがあります。
出典:アサミ美容外科
一方で乳輪のグラデーションの境目がはっきりしてしまう、傷が目立つことが多いというデメリットもあります。
その他にも乳輪縮小手術はリスクを伴う可能性があることを念頭に置く必要があります。まず乳輪肥大は再発する可能性があること、乳輪の形が不自然になるかもしれないこと、傷跡が残るケースもあることです。乳輪縮小手術を受けるときには、こうしたリスクを負う覚悟が必要なのです。
乳輪縮小手術でおすすめのクリニック4選
乳輪縮小手術を検討しているママにとって、手術費用は高額です。その費用に見合うだけの効果を実感できるのはもちろん、少しでも信頼できるクリニックで手術を受けたいと思うのは、当然のことです。
そこで乳輪縮小手術に定評のあるクリニックを、いくつかご紹介したいと思います。
高須クリニック
高須クリニックといえば知らないひとがいない、美容クリニックの老舗です。東京と横浜、名古屋、大阪にある高須クリニックでは、乳輪縮小手術を受けることはできます。
外側切除法を用いる患者さんが多いようです。手術は局所麻酔で行われ、所要時間は約30分です。術後に1~2回通院するだけで、治療が終わります。気になる費用は乳輪の片側で250,000~350,000円となっています。
高須クリニックの特徴としては術中の痛みを最小限にするために、麻酔クリームに加えて極細の特殊な針による局所麻酔を行うとともに、切開範囲を最小限にすることです。
また糸も専用の極細のものを使って縫合することで、傷跡をより目立たなくすることにこだわっていることです。そして注射針の長さにもバリエーションがあり、場所によって用いる注射針を変えているのだそうです。
熟練したお医者さまが多いことも安心材料の一つです。カウンセリングで乳輪のデザインについて入念に打ち合わせを行います。その際には手術前に最終確認してくれるので、疑問や不安を残したまま手術を受けなくて済むのはうれしいですよね。
そして術後には「治打撲一方」という漢方薬が処方されることがあります。これは患部の血行促進と腫れや痛みを和らげる働きを併せ持ちます。このほかにも、内出血を早く抑えるための「ケラスキンクリーム」を用いるなど、患者さんが不快な思いをすることがないように細心の注意を払ってくれます。
青山セレスクリニック
青山セレスクリニックは東京都港区北青山と、埼玉県川口市にある、年中無休の美容クリニックです。青山セレスクリニックでは乳輪縮小手術の内側切除法と外側切除法、どちらにも対応してくれます。
どちらの術式にもメリットとデメリットがありますし、乳房と乳輪のバランスも重要なので、担当医と相談しながら決めていくことになります。青山セレスクリニックの魅力は、乳輪縮小手術の経験が豊富な専門医が手術を担当してくれることです。
それまでの経験に裏打ちされた患者さん一人ひとりに対するベストな方法を提案してくれるので、初めて乳輪縮小手術に臨むママでも納得のいく内容になるはずです。
また手術後の仕上がりの美しさにも定評があり、患者さんの好みの大きさに調整するのはもちろん、自然な乳輪を実現してくれるのだといいます。気になる費用は術式によって異なります。内側切除法の場合は300,000円(税別)、外側切除法の場合は250,000円(税別)となっています。
診療を受けるために、まず電話かメールで予約をとって担当医とカウンセリングを行います。乳輪の切除範囲や手術方法については、直接お医者さまに聞くほうが安心です。
その後、専門カウンセラーともカウンセリングを行います。そこで料金や術後のケアなどについて相談し、納得がいったら治療を申し込むというシステムになっています。
支払い方法も現金やデビットカードだけでなく、各種クレジットカードやローンにも対応しています。
湘南美容外科クリニック
湘南美容外科クリニックは全国56拠点60院の美容外科クリニックを展開する、メディカルグループです。湘南美容外科クリニックは60万人以上の施術実績を誇り、その90%以上がリピーターとして通院を続けているといいます。
湘南美容外科クリニックで行われる手術方法は乳輪を放射線状に数カ所切除して、周囲の皮膚を寄せ集めてから縫合するというものです。
手術には2~3時間かかりますが、日帰りで手術を受けることができます。また手術の傷は10日ほどで治りますが、どうしても出血しやすい場所なので出血斑が消えるまでには1カ月程度かかるのが一般的だそうです。
シャワー浴は手術の翌日からできますが、傷口を濡らさないように防水テープなどで留める必要があります。抜糸は術後1週間から10日で行い、抜糸の翌日から入浴が可能です。
湘南美容外科クリニックでの乳輪縮小手術は、術式によって費用が異なります。従来法で片側だけの乳輪縮小手術を受けると108,130円(税込み)、両方で208,170円(税込み)となっています。
年会費10,000円を支払ってSBCメンバーになると会員特典として割引があるようなので、事前に問い合わせてみることをおすすめします。
また湘南美容外科クリニックの中でも乳輪縮小手術に対応できるのは、仙台院、新宿本院、渋谷院、池袋東口院、池袋西口院、品川院、上野院、立川院、大宮院、千葉センシティ院、横浜院、大阪梅田院、福岡院となっています。
最寄りの湘南美容外科クリニックに、事前に問い合わせてみましょう。
ナグモクリニック
ナグモクリニックは、バスト専門の美容形成外科クリニックとして有名です。その特徴は美容に特化するのではなく、バストの機能や乳がん治療、乳がん摘出後の乳房再建、授乳中の乳腺炎まで、バストに関わるすべての疾患に対応していることです。
そうした姿勢が女性の支持を集め、患者さんの数が年々増え続けているといいます。もちろんバストの手術症例数は、日本でもトップクラスです。
そんなナグモクリニックで行われる乳頭縮小手術の特徴に、乳輪のサイズを50%縮めることができることがあげられます。この背景にはナグモクリニックオリジナルの手術方法があります。
従来の乳輪縮小手術では、乳輪をドーナツ状に切開して、縫い縮めるのが一般的です。ですがナグモクリニックでは、乳輪の下側の皮膚との境目を切開するため、時間が経過しても元に戻ることがほとんどないと言われています。
手術の所要時間は1時間程度で、傷が残りにくいことに定評があります。通院も手術前に1回、日帰り手術で1回、手術後の2~3回と、忙しいママにはうれしいですよね。
気になる費用は麻酔代と痛み止め代を含めて、640,000円(税抜き)となっています。費用だけみるとほかのクリニックより高く感じてしまいますが、アフターケアがまったく違います。
乳輪縮小手術を受けた女性は年に1回定期検診を行い、傷跡の様子や授乳に支障がないかを必ずチェックします。また定期検診には乳がん検診も含まれているので安心です。
自分に合った乳輪ケア方法の選び方とは?
これまでご紹介してきたように妊娠や授乳によって大きくなってしまった乳輪は、さまざまな方法でケアすることで、元の大きさに戻すことはできます。
生活習慣の改善
生活習慣を見直すことでケアする場合はそれほど費用もかからず、妊娠中でも授乳中でもすぐに始めることができます。
バランスのとれた食事や睡眠時間の確保、ストレス解消によって自律神経の乱れを整えることは、ママの心身に対する健康を保つ際にも効果が高いです。
ですが大きくなってしまった乳輪が元に戻るには時間がかかるので、その生活習慣を継続することが負担になるママもいそうです。
病院での施術
そして最も即効性のある方法に、病院での治療があります。美容クリニックで乳首縮小手術を受ければ、すぐに乳輪を元の大きさに戻せるだけでなく、バストとのバランスのあったデザインにすることも可能です。
ですが日帰り手術であっても麻酔を使うこと、形が思い通りにならない可能性があること、再発のリスクがあることを念頭に置いて、検討する必要があります。
出典:美容外科シンシア
また健康保険の適用外なので、費用が高額なことも、二の足を踏む理由となりそうです。
もちろん病院で乳輪の色を薄くする美白軟膏を処方してもらうという方法もありますが、妊娠中や授乳中は使用できないものが多く、赤ちゃんを連れて通院するのは大変と思うママも多いようです。
クリームでの黒ずみ解消
その点では市販されている乳輪の黒ずみを薄くするクリームの場合、授乳中に使うのは避けた方がよいものもありますが、妊娠中にはお腹の赤ちゃんに影響がないものがあるので予防のために用いることができます。
また授乳中でも問題ないように配合成分を考慮している美白クリームも多く、お医者さまに相談しても、授乳直前の使用でなければ構わないとお墨付きをもらえるものもあるようです。
インターネットで簡単に購入できることや、病院で手術を受ける費用に比べればローコストでリスクもそれほど大きくないのは魅力です。そう考えると妊娠中や子育て中のママにとっては、おすすめする美白クリームを試してみるのがよいかもしれません。
自分にあったケアで乳輪を元に戻そう!
妊娠や出産は喜ばしいことですし、産まれてきた赤ちゃんに授乳するときのしあわせな気持ちは女性特有のものでしょう。ですが、どんなに赤ちゃんが可愛くても、乳輪が大きくなったことを許容できるとは限りませんし、パパの反応が気になるママも多いことでしょう。
そうしたコンプレックスとさよならするためには、大きくなった乳輪を元に戻すケアを実践するのがおすすめです。方法によっては即効性がないものもありますが、気長に続ければ、きっと乳輪を元の大きさに戻すことができるはずです。
妊娠中や授乳中には使えないケア方法もあるので、その間は予防の意味で、食べものを使ったパックをしてみるなど、予防を心がけておくのもおすすめです。まずは自分にあったケア方法を、探してみてくださいね。