不妊の方でも妊娠の可能性が望める人工授精。
最近は男性が不妊という事も増えているのですが、この場合の人工授精はどうなのか??
人工授精で妊娠する確率はどれくらいあるのか??
目次
男性不妊で行う人工授精について
男性不妊の人工授精とは??
人工授精と聞くと『ついに最終手段だな』と言うイメージをお持ちになるかもしれません。
確かに、自分の子供をお持ちになりたいと願う方々の最終手段とも言えるでしょう。
しかし、そこに至るまでには、
金額的にも精神的にも、本当に大変な思いをされてきています。
どうか、人工授精に対して偏見なども持たず、
頑張ったんですね、と声をかけてあげられるくらいの気持ちであってほしいと思います。
さて、人口授精と言っても、その内容をよく知らない方も多いのではないでしょうか??
この人工授精は、精子を子宮内に直接注入する事によって、
精子と卵子の出会う確率を意図的に上げる治療に事を言います。
しかし、子宮内に精子が入ったとしても、
そこからは精子が頑張って自力で卵管内に動いて行き、卵子と自然に出会うわけです。
そう考えると、人工という名前はついてはいますが、
自然妊娠にとても近い治療法の1つなんですね!!
人工授精のメリット&デメリットとは??
メリットは??
それなりに簡単で、妊娠する確率もそこそこ高めなのがこの治療。
さらに、体への負担や痛みなどもも少なく、早く治療が終わるので繰り返し行う事が出来ます。
デメリットは??
デメリットとしては、人工授精は保険が適用されないんです。
ですので、費用は全額支払わなければなりません。
排卵誘発剤を使う時は、多胎やOHSSという症状になりやすかったりします。
人工授精での妊娠の確率はどのくらい??
近年の人工授精のやり方としては、精子を1度遠心分離して選別を行います。
そして、そこで選ばれたいい精子だけを女性の体内に注入します。
この人工授精、実は病院によって妊娠の確率がばらばらで、
大体10%〜20%くらいと言えます。
人工授精を行って妊娠する確率は、4回までで90%を超えてきます。
大体のクリニックでは、6〜8回を目安に人工授精を行ってくれて、
もしだめだった場合、次のステップに進む、という形を取るところが多いようです。
人工授精にかかる費用は??
費用としては、人工授精自体は10000円ちょっとの所が多いようですが、
それまでの準備として、何度も病院に行かなくてはならなかったり、薬を必要としたりします。
それ以外に精子の洗浄代だったり、薬が必要になったり、
注射しなくてはいけない時もあるかもしれません。
そうなってくると、そこまで高い金額ではないのですが、
値段は確実に上がってきます。
■まとめ■
確かにデメリットがあったり、費用が高く付く可能性もあります。
しかし、本当に妊娠を希望する方にとっては安いものではないでしょうか??
是非『人工授精』という方法も視野に入れてみられては、と思います。