不妊治療を受けている女性で、特に高齢のご夫婦に多い悩みが『不妊治療をやめるタイミング』です。
頑張っても授からなかった時、どのタイミングで諦めればいいのか。。。??
果たして諦めて不妊治療をやめるべきタイミングはいつなのか。。。??
そんな不妊治療を頑張る方の、共通の悩みについて考えてみます。
不妊治療をやめるタイミングは??
私の友達にも1人、今不妊治療を頑張っているご夫婦がいらっしゃいます。
その方ももうすでに治療を初めて丸三年。
あれやこれやと手は尽くしましたが、妊娠に至っていません。
彼女はあと2年で40歳。保険適用は42歳まで。
42歳まで諦めたくないと語ってくれています。
さて。
そんないつ終えるのか、終わりが来るのか分からない長いトンネルのような、不妊治療。
一体どうやって向き合っていけばいいのでしょうか??
不妊治療をやめる必要はある??
NHKが不妊治療について行ったアンケートで、こんな結果がありました。
回答したのは、不妊治療患者と元患者合わせて8,000人と全国の308の医療機関。
35歳以上で不妊治療を続けている1,400人のうち、半数近くが、不妊治療をいつやめたらいいかわからないと答えていたそうです。
しかし、その一方で医療機関の8割以上が、妊娠する可能性が極めて低いとわかっていても、患者が希望するかぎり治療を続けると答えていました。
つまり、不妊治療を始めるのもやめるのも、自分が決める事なんだということです。
だからこそ、不妊治療をやめるタイミングは難しいですし、悩む方が多いです。
みんなはどんなタイミングで不妊治療をやめるの??
どうしても妊娠をしたい、どうしても赤ちゃんが欲しいと思う方、やっぱり多いですよね。
そんな私も30代ですが、子供が欲しいと思いながらも、まだいません。
そして、【頑張っても妊娠しない・出来ない】という認識も薄く、社会の目を気にする方もいらっしゃいます。
そして、不妊治療を終えるタイミングは人それぞれです。
・人生の転機が来た
・元々この年齢までやろうと決めていた
・お金に余裕がなくなった
・夫婦2人の人生を選んだ
などなどの意見が多いですが、あくまでも決めるのはあなた自身。
人それぞれ、様々な理由が、不妊治療をやめるタイミングになっているようです。
子供を諦める選択肢
もちろん、治療したからと言って100%妊娠できるわけではありません。
医師も懸命に治療をしてくれることでしょう。
しかし、医療にも限界があります。
ある人は体がついていかない、またある人は治療費がもう底を尽きた。。。と言う方もいらっしゃいます。
その中で、治療をやめ、子供を持つことを諦めるという選択肢があります。
今までやってきたことはなんだったんだろうと感じる人もいると聞きます。
自分の望んだ結果が出ないことは、ひどく苦しいものでしょう。
しかし、それを夫婦で乗り越えてきたのですから、夫婦の絆はとっても強くなっているはず!!
不妊治療は無駄にはならないのではないでしょうか??
養子を迎え入れる選択肢
自分自身の妊娠を諦め、養子をとると言った選択肢を選ぶ人も少なくありません。
もちろん養子を入れるためには様々な決まりや法律も絡んでくるので、必ずしも養子でさえ受け入れられるわけではありません。
しかし、このような選択肢もあるのだということを忘れないで頂きたいです。