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【画像】子宮外妊娠かどうかはエコーでわかる!?

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子宮外妊娠について続けて紹介していますが、今回はエコー画像についてです。
子宮外妊娠の場合と、通常妊娠ではエコー画像で違いが分かります。
そんな子宮外妊娠のエコー画像について紹介します。
 

 

子宮外妊娠はエコー画像でわかる?!

子宮外妊娠の症状として、不正出血や腹痛などがある事が分かっています。
しかし、この症状は正常な妊娠をしている方にも起こりうる症状ですし、
必ずしも起こるというわけではありません。
 
人によっては子宮外妊娠でも、
『全く症状が出ない』と言う人だっているんです。
 
では、症状が出なかった場合、
どのようにして子宮外妊娠の診断を行うのでしょうか??
 

エコー画像での診察で子宮外妊娠を判断

もしもあなたが『妊娠したかも!!』と思い、
病院へ行くと血液検査など妊娠反応の強さを調べられます。
 
その値であるHCG値が1000IU/L以上であるにも関わらず、
エコーで子宮内に赤ちゃんが確認できない場合。。。
子宮外妊娠を疑われることでしょう。
 
つまり、妊娠反応がしっかりと出る時期なのに、
エコー赤ちゃんが確認できない。。。となると、
子宮外妊娠の可能性が高いというわけなんです。
 
しかし、本当にその疑いが確定するのは、
エコーで卵巣内に赤ちゃんを確認した場合や、
腹腔鏡検査で卵巣への着床を確認してからです。
 
子宮外妊娠の可能性があると言われたら、
医師から説明や注意を受けるでしょう。
それに、様子を見るということになっても、
その間に卵管破裂を起こしてしまう、
なんて事も考えられるので十分に気をつける事が大切です!!
 
 

通常の妊娠と子宮外妊娠のエコー画像の違い

では、子宮外妊娠と正常な妊娠は、
どのようにエコーに違いが現れるのでしょうか??
下記の画像を参考に説明していきます。
 
こちらが正常な妊娠のエコー画像です。

(出典http://www.ncvc.go.jp)
 
画像の真ん中、つまり子宮内に、
しっかり豆粒くらいの大きさの赤ちゃんが見えるのが分かりますか??
子宮内に無事に着床し、ここからどんどん大きく育って行きます。
 
 
そしてこちらが、子宮外妊娠のエコー画像です。

(出典http://www.ladys-home.ne.jp)
 
正常な妊娠との違いがお分かり頂けるでしょうか??
正常な妊娠だったら、子宮内にいるはずの赤ちゃんが、
子宮から外れた卵管内にいる事が分かりますね。
 
つまり、子宮に到達する前に着床してしまい、
そこで大きくなろうとしてしまっているのです。
 
このように、妊娠が少し進むと、
エコーでもはっきりと両者の差が目で見て分かるようになるわけです。
 

いつからエコー画像で判断できるの??

子宮外妊娠のことだけを考えれば、
ある程度妊娠が進んでいないと分からない事が多いです。
 
①子宮内に胎嚢が見えない事
②子宮外に胎嚢が見える事
③子宮の後ろ側に比較的多く液体、つまり出血が見える事
④hcgという妊娠ホルモンの値
などを確認しながら判断していきます。
 
しかし最初は、流産や初期の正常妊娠と区別がつかないことがとても多く、
妊娠週数がずれているだけで、実は正常妊娠だったり、
すでに流産しているから胎嚢が見えてこない可能性も十分に考えられます。
 
それが1週間後であったら、正常妊娠の可能性が低くなり、
流産か子宮外妊娠が考えられ、より積極的な処置が行われるわけです。
 
子宮外妊娠の診断にはある程度の時間が必要ですが、
早期発見も必要なもの!!
まずは、自分の体の管理をしっかりと行い、
少しでも違和感を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

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