洋服が少ないわけでもないのに、これから出かけるという時になって「どうしよう!着ていく洋服がない!」と焦ってしまうことってよくありますよね。毎日私服で出勤している女性だと、コーディネートに頭を悩ませていると思います。
不思議なことに「着る洋服がない」と悩んでいる女性ほど、クローゼットの中にはたくさんの洋服があるというケースが多いのです。今回は洋服はたくさんあるのに着る服がないと感じる原因と対処法をご紹介します。
目次
ケース1.流行ものばかり買ってしまう
女性のファッションは季節ごとに入れ替わり、今年は大活躍してくれた服も来年にはもう着られないというものも多いです。そのため、流行ものばかり買っていると、いざ季節が変わった時に着るものがないと感じてしまうのです。
流行を追いかけたい気持ちはよくわかりますが、着回しのしやすさを考えると流行ものばかり買うのはほどほどにしましょう。このタイプの方の対処法は以下の2つです。
季節が終わったら断捨離!
女性のファッションは1シーズンで流行が終わります。高かった服も次の季節にはもう着られないものばかり。そのままクローゼットに置いておいてもタンスの肥やしになるだけです。クローゼットの整理整頓もかねてスッキリ断捨離してしまいましょう。
すぐ捨ててしまうのはもったいなく感じますが、流行ものはファストファッションのお店を上手く利用すれば1シーズンで元が取れるものも多いです。賢くオシャレを楽しみましょう。
ブランド物の場合、シーズンが終わる前にフリマアプリなどで誰かに売ってしまい、そのお金で次シーズンの服を買うというのもおすすめの方法です。
ベーシックなアイテムをそろえておく
着る服がないと感じるのは着回ししにくい服が多いからです。ベーシックなアイテムなら年齢や流行に関わらず着られる上に、流行ものと合わせやすいものばかりです。大事に長く着られるような、上質なベーシックアイテムをそろえておきましょう。
ケース2.直感で服を買ってしまう
「あ、かわいい!」そう思った服を直感で買ってしまうのも、着る服がない症候群になってしまう原因です。特に変わったデザインを好む方や、服のジャンルの好みが幅広い方は要注意!直感で買ってしまうと、いざ家に帰って「どうしよう、合わせられる服がない…」ということになってしまうので、よく考えてから服を買うようにしましょう。このタイプの方は、以下の方法で着る服がない症候群を克服できます。
合わせやすい服や小物と一緒に買う
気に入った服と合わせやすい服や小物(バッグや靴など)を一緒に買うことでコーディネートの幅が広がり、手持ちのアイテムと合わせやすくなります。例えば差し色になるようなトップスを買ったのなら、そのトップスと合うようなバッグがあればボトムスや足元はシンプルでも見劣りしません。
コーデは全体のバランスが大切なので、1つ合うアイテムがあれば着回ししにくい服も活躍の機会が増えます。
ケース3.ベーシックなものを選んで、結果似たような服ばかりになってしまう
着回ししやすいから、という理由でシンプルな似たような服ばかり買ってしまうのもちょっと問題です。クローゼットを開いた時、同じような服が並んでると何を着ても似たり寄ったりなコーデになるので、結果的に「着る服がない!」という状態になってしまうのです。そんな方には以下のような対処法がおすすめです。
差し色になるアイテムを持つ
ベーシックなアイテムばかり買ってしまう方は、カーディガンやコートなどのアウターや、靴やバッグなどのファッションアイテムにビビッドなカラーを持ってくるのがおすすめです。
ワントーンやシンプルなコーデでも差し色があるとパッと華やかな印象になります。違う色の差し色アイテムを何枚か持っているとコーデの幅が広がります。
ケース4.服が多すぎる
持っている洋服が多すぎたり、クローゼットの中がぐちゃぐちゃになっているのも、着る服がない症候群の原因になります。服が多すぎると今ある服が把握できなくなり、自分が持っていると合う服や着回ししやすい服が選べなくなってしまうのです。
また、クローゼットがぐちゃぐちゃだと着ようと思った服がなかなか見つからなかったり、着たかった服がシワシワで着られないなんてことにもつながります。このタイプの方の対処法は以下のようなものがおすすめです。
断捨離・整理整頓
多すぎる服の中から、今も着られるもの、これからも着たいもの、着回しがしやすいものだけを残して断捨離をしましょう。そしてクローゼットの中は季節ごと・服のジャンルごと(トップス、ボトムス、着る頻度)に分けることで着る服に迷うことがなくなります。
ちょっとした工夫で着る服がない症候群は治せる!
多くの女性が1度は経験したことがある「洋服はたくさんあるのに、着る服がない!」という状態は、ちょっとした工夫や手持ちの服を見直すことで簡単に治すことができます。
着る服がないから新しい服を買うということを繰り返していると、どんどん服が増えていって着る服がない症候群が悪化してしまう可能性があります。まずは手持ちの服をきちんと把握することと、手持ちの服に合わせやすい服が何なのかを考えるところから初めてみましょう。
1度理解すると新しい服を買う時に悩まなくて済むというメリットもあるので、ぜひ試してみてくださいね。