Androidをはじめ、スマホはモバイルデータ通信があるからこそいつでもどこでも好きなようにネットに接続したり、相手と通話できるようになっています。
しかし、バッテリーの消費や通信料の節約をしたい場合、モバイルデータ通信をオフにしたほうが良いケースもあります。モバイルデータ通信をオフにしている状態だとWiFi環境下でのみネット接続が可能な状態になります。
これを上手に活用することで様々なメリットが生まれます。
ということで今回はAndroidのモバイルデータ通信をオフにすることによって生まれるメリットとデメリットについて紹介していきます。
目次
モバイルデータ通信をオフにする設定方法
まずはAndroidのモバイルデータ通信をオフにするための設定方法について確認していきましょう。
各メーカーのAndroidによって若干設定方法が異なる場合がありますが、基本的には以下のような手順で設定可能です。
- メニューキーを押す
- 本体設定をタップ
- その他の設定をタップ
- モバイルネットワークをタップ
- データ通信をタップ(チェックを外す)
- OKをタップ
- データ通信のアイコンが消えたことを確認する
モバイルデータ通信をオフにするメリット
それではモバイルデータ通信をオフにするメリットをいくつか紹介していきます。
データ通信量が大幅に抑えられる
今月の残りデータ通信量に余裕がない!短期間のうちに一度に使いすぎてしまったので利用制限がかかりそう…。そのようなときにモバイルデータ通信をオフにすると良いでしょう。
モバイルデータ通信をオフにすれば、電話回線から遮断されている状態になります。当然データ通信が行われていないわけですので、全くデータ通信量が増える心配がありません。
最近のAndroidの契約プランはほとんど定額制になっています。というよりも定額制にしないととんでもないパケット代がかかってきてしまいますので…。一定の利用料を越えてしまうと低速回線に切り替わってしまい、思うようにAndroidが使えなくなってしまうこともありますよね。誰だって一度は経験したことがあるのではないでしょうか。それを回避するのに有効です。
WiFi環境下限定の利用が可能に
モバイルデータ通信をオフにするとWi-FiやBluetoothなどの利用できなくなると思っている人も多いですが、そのようなことはありません。あくまでも電話回線への接続が遮断されるだけであり、Wi-FiやBluetoothの利用は可能。
ということで、自宅などでWiFi環境が整っているのなら、正直なところモバイルデータ通信はオフにした方が正解でしょう。
ただし外出するときに元の状態に戻しておかないと電波を拾わないAndroidのまま出かけてしまうことになるので注意が必要です。
モバイルデータ通信をオフにするデメリット
メリットも大きいのですがやはりデメリットもあります。確認しておきましょう。
設定が面倒くさい
モバイルデータ通信をオフにする手順は先述した通りです。このように、ワンタッチで変更できる、というものではありません。
毎回自宅に帰ってきて、あるいはWiFiスポットなどに入った時にモバイルデータ通信をオフにするのは良いのですが、そこから離れる時は元に戻す設定もしなくてはなりません。
しかしデメリットと言えばこれくらいのものでしょう。
機内モードと何が違う?
モバイルデータ通信をオフにするのとよく似た機能のひとつに機内モードがあります。何が違うのか、と言えばそこまで厳密な違いはありません。
機内モードの場合だと、WiFiやBluetoothは別途手動で設定し直さなくてはなりませんが、モバイルデータ通信の場合は特に何もする必要はありません。
ただし、機内モードの場合は比較的簡単に設定しなおすことができるので、手軽さで言えば機内モードの方が良いかもしれませんね。
このあたりについては自身が使いやすい方を選択すれば良いと思います。
まとめ
このように、意識的に変えていかないとなかなか分かりにくい節約ポイントというのは結構多いものです。
Androidもそうですが、iPhoneに関してもiOSがアップデートするたびにどんどん機能が増えているので、その都度追加されたものの中で何が必要なのかをしっかりと見極めていきたいところ。