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Androidの動作はRAMがカギだった!快適に利用するためのRAMに関する知識あれこれ

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Androidは年々性能がアップし続けている、私たちが最も身近に感じられる技術の進歩のひとつではないでしょうか。

例えばほんの2、3年前のAndroidを手に取るだけで「随分と処理が遅いなぁ」と感じるものです。では何が大きく違うのか、というと「RAMの容量」になります。

普段からパソコンをよく利用している方なら、RAMについてすぐ分かると思います。パソコンでいうところの「メモリ」がRAMです。

RAMとは

RAMは正式には「ランダム・アクセス・メモリ」と言います。書換可能な記憶領域だと考えればOK。

もちろん容量が多いほど様々なデータ処理を一度に行えるようになります。良く言われる説明は「作業台の大きさ」です。

作業台が多い方が資料やノート、道具などを出しっ放しにできますよね。この作業台が小さいと資料やノートなどを何度も出し入れしなくてはなりません。

最近のAndroidだと、RAM2GB以上が当たり前になってきています。それぞれのGB数での動作を簡単に説明すると次の通り。

RAM3GB:サクサク快適


RAM3GBはかなりの容量です。正直なところAndroidのアプリであれば、ほぼもたつきを感じることは無いと思います。わざわざメモリ開放系のアプリを使用する必要もないでしょう。かなりRAMの容量を使うアプリを使用しても問題無いと思います。

RAM2GB:サクサクボーダーライン

比較的一般的なRAMの容量になります。新しく発売されるモデルだとほぼ見受けられなくなってきました。

極端に処理が多いアプリだったり、同時に複数のアプリを起動していなければ十分快適に操作できるはず。

ただし、使い方によっては少しもたつきが出てくるかもしれません。

RAM1GB以下:イライラするかも?


2013年以前のスマホだとRAM1GB、RAM512MBのものが主流でした。重たいアプリはもっさり、複数のアプリを起動させてももっさり。1GBの方ならメモリ解放アプリを使えば多少快適に使えることも。

AndroidのRAMを節約する方法

ということでAndroidのRAMを節約するための方法をいくつか紹介していきたいと思います。

使わないアプリは終了させる


Androidは複数のアプリを立ち上げても利用できるように設計されています。例えば、ブラウザアプリで調べ物をしながらゲームアプリを攻略していく…といった使い方がありますよね。

しかし、使っていないにもかかわらずずっとバックグラウンドで起動し続けているアプリというのもあります。そういうのは手動で終了させるように習慣づけておきましょう。

ちなみにAndroid4.1以降は「全アプリ終了」をタップするだけで全て一括で終了させられます。

RAMを開放する


AndroidのRAMの上限は決まっています。そのため、RAMを解放する、というのは少し間違った表現なのですが、一般に広まっているのでここでも使っていきます。

RAMの解放の仕方については、RAM開放系アプリを利用するか、RAMタスクマネージャ(標準搭載されている)を使うのが一般的です。

RAM開放系アプリはそれぞれで操作方法などが異なるのでここでは割愛しますが、タスクマネージャは起動させると「実行中のアプリケーションを全て終了」「メモリ消去」といったものが出てきます。

特にこだわりがないなら実行中のアプリケーションを全て終了で良いと思います。

ただしRAMを開放してしまうと、保存していないデータまで消されてしまいます。例えばメモやスケジュールなどきちんと保存できていない状態で解放してしまうと全て消えてしまうので注意しておきましょう。もちろん保存すれば大丈夫です。

ウィジェットは必要なものだけ


Androidの便利な機能のひとつにウィジェットがあります。こちらはホーム画面上でアプリを動作させられる、というものです。しかし、ウィジェットとして動作している間は当然RAMを圧迫しますし、無駄なデータ通信が行われている可能性も否定できません。

ということで、個人的には2週間以上使っていないウィジェットがあったらそれは削除してしまって良いと思います。

再起動がメモリ解放になる

ここまでで紹介した方法でよく分からない、正直なところ面倒、という方はAndroidそのものを再起動させてしまえばOKです。

RAMに残っているデータというのは、また保存されていない状態のものですので、再起動によって消去されます。

ただし、何度も言っている通り再起動すれば保存していないデータは消えてしまうのでよく考えてから。

まとめ


Androidのスペックを見るとき、皆さんは何に注目しているでしょうか。メーカーでしょうか、それとも周りの人たちが利用しているから、人気だから、といった理由でしょうか。

もちろんAndroidの記録できる容量(ROM)の大きさにこだわるのも大事だと思います。

しかしこちらは外付けのメモリーカードで調整できるので正直そこまで重要視する必要は無いでしょう。

やはり最重要視するべきなのはRAMです。
「今使っているAndroidの処理が遅いからRAMをつけかえたい!」というのは現状としてはあまり現実的ではありません。パソコンのようにパーツも差し替えができないのがAndroidの弱点だと思っています。

次のAndroidに買い替えるまでRAMの容量を増やすことができないわけですので、それなら最初から大容量RAMのAndroidを購入するのが良いですよね。

今使っているAndroidのRAMの節約方法については今回紹介したテクニックを参考にしていただいて、新しくAndroidに機種変更しようと思っているのなら、ぜひRAMに注目してみてください。

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