hCGって皆様聞いたことありますか?
妊娠しないと聞かないかと思いますが、このhCGの値は妊娠と大きな関係があります。
どのような関係性があるのか紹介します☆
hCGと妊娠週数との関係性とは??
hCGっていったい何者??
hCGとは、よく薬局やドラッグストアに売っている、
妊娠検査薬で陽性になる成分の事を言います。
つまり、私達検査する人たちに対して、妊娠を知らせてくれる成分の事ですね。
卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌を促してくれる、働きがあります。
あまり耳にしない言葉なので、ちょっと難しいかもしれませんが、
糖たんぱく質の事であり、妊娠が進むにつれて急激に分泌されるものです。
決して体に悪い成分などではなく、私たち女性の体を形成している、
妊娠を手助けしてくれる、必要不可欠な成分なんです!!
hCGと妊娠周期との関係は??
さて、上記でhCGについて書きましたが、
このhCG、妊娠の周期との関係が深いんです。
では、どのような関係があるのかと言うと、hCGは尿や血液中に現れます。
そして、見た目ではよく分からないですが、
妊娠が進むにつれてどんどん濃度が濃くなっていきます。
hCGの量のピークは妊娠10週頃で、その後はどんどん減少していきます。
ですので、このhCGがたくさん出ていると妊娠の可能性も高くなる!!
と言う事です。
市販の妊娠検査薬では検査薬に尿を浸み込ませて、
hCGの量で妊娠しているか判断しているんですね。
だいたいの妊娠検査薬は生理予定日の一週間後から検査する事が出来ます。
これは、hCGが50mIU/mlの時に陽性と反応するものです。
中には、生理の予定日から検査する事が出来る妊娠検査薬もあるのですが、
こちらはhCGが25mIU/mlに反応してしまうので、
ちょっと正確さに欠けるかもしれません。
というのも、人によってhCGの分泌量は違うからです。
なので、妊娠検査薬で陽性が出たとしても確認の為、
産婦人科できっちり検査してもらう必要があるんですね。
妊娠週数とhCGの分泌量について
妊娠時のhCGの分泌量は個人差もありますが、
下記の値が一般的な値です。
妊娠週数 | hCGの分泌量 |
---|---|
2週 | 0.2mIU/ml |
3週 | 20〜50mIU/ml |
4週 | 50〜200mIU/ml |
5週 | 200〜1000mIU/ml |
6週 | 1000〜6400mIU/ml |
7週 | 4000〜12800mIU/ml |
8週 | 4000〜256000mIU/ml |
9〜10週 | 8000〜256000mIU/ml |
11週〜 | 12800〜64000mIU/ml |
自分が妊娠しているのか、早く知りたい気持ちも分かりますが、
あんまり早くに検査してしまうと正確な結果が出ない事もあるので、
必ず時期を待つ事、これが大切です。
妊娠検査薬の種類
妊娠検査薬と一言で言っても、その種類は様々です。
hCGが50mIU/mlの時に陽性と反応する、
生理予定日の一週間後からの妊娠検査薬が一般的です。
基本的にどの検査薬でも尿をかけるだけなのでどれでも構わないのですが、
オムロンやロート製薬など、大手メーカーでも出しているものが安心かもしれません。
【第2類医薬品】オムロン 妊娠検査薬 クリアブルー CB-302 2回用
【ロート製薬】ドゥーテスト・hCG 妊娠検査薬 2回用 【第2類医薬品】【RCP】【HLS_DU】【10P11Aug14】
最近は液晶画面に結果が表示される、デジタルのものもあります☆
デジタルP-チェック 妊娠検査薬 1回用 【第2類医薬品】/02P11Aug14