思い出の写真、記念になる写真はパソコンやクラウドに保存しておくだけでは不安なこともあります。
さらに自分のためだけではなく、友人に写真をプレゼントしたい時もあることでしょう。どこでプリントするのが一番安いか悩んでしまうこともあるかもしれません。プリント代金を節約したいと思いますが、コンビニ、写真屋、自宅の3つのプリント方法を比べて、どれが一番安いか、コスパがよいのはどの方法か見ることにしましょう。
コンビニプリントは平均的な質と価格
最初にコンビニでプリントする場合の価格を見ましょう。ここではLサイズ1枚のプリント代を例に考えてみます。コンビニプリントでは、例えばセブン-イレブンがLサイズ1枚30円。
ローソンなど他のコンビニでもだいたい同じ価格設定です。セブン-イレブンでは富士ゼロックスのマルチコピー機、ローソンやファミリーマートなどではシャープ製のマルチコピー機が使われています。
マルチコピー機の違いも写真の仕上がり具合と関係があります。それでコンビニプリントはすでにとった写真をそのままプリントするので、違いはコピー機の違いによる要素が大きいです。そしてプリントの質が悪いということはありません。
写真屋さんのプリントは枚数によってはコンビニより高め
では次に写真屋でプリントする場合の価格を見ましょう。写真屋さんのプリントは枚数によってはコンビニでプリントするほうが安いかもしれません。でもパフォーマンスが高いのです。
写真屋さんのプリントの値段は枚数によってはコンビニプリントと比較すると少し高めです。
カメラのキタムラを例に取ると、基本的には、Lサイズ1枚38円です。一枚あたり8円の差は大きいかもしれません。ではどこに8円の差がでるのでしょうか?
写真屋さんでは、写真の明るさをある程度調整できます。気に入った写真の本来の美しさを引き出すことができるのがメリットです。さらにプリントに要する時間では、最短10分というサービスもあります。
自宅プリントは他と比べて安いものの、安定した質を保つのが難しい
では自宅でのプリントはどうでしょうか?
写真の内容にもよりますが、エプソンやキャノンなどのメーカー仕様書では、Lサイズ1枚あたりの価格は用紙込みで12.7~25円くらいです。これはコンビニや写真屋さんと比べると安い価格です。
この場合に必要な手間はなんでしょうか?プリントする際に、パソコンやプリンタの設定が必要です。写真のように用紙の端までプリントする設定が、慣れないと難しいことがあります。そして自宅プリントの難しさは2つあります。
一つ目は安定性、思った発色がでないことがあることです。インクカートリッジの最初と最後の方で色が少し異なることもあります。
2つ目は、最初に投資する額が高いことです。インクカートリッジは何千円単位なので、数枚の写真を印刷するためだけではかえって高く付くことになります。それでプリントの枚数によって、自宅でプリントするかを決めることができます。
コンビニと写真屋さんでは、枚数が少ない場合やパフォーマンスを考えるなら手軽に利用することができます。しかし、プリントの枚数が多いのであれば、自宅プリントは節約できる可能性が高い方法です。この機会に自宅プリントに挑戦してみるのはいかがでしょうか?