パイプ洗浄剤というのは一般的には家庭用パイプクリーナーと呼ばれていますね。
このパイプ洗浄剤は、固形タイプ、粉末タイプがありますし、なかには液体タイプのものもあります。
固形タイプや粉末タイプというのは水に溶け出すことで汚れや悪臭の原因となっているものを化学反応によって分解していきます。
排水パイプ内において水が溜まっている部分の汚れを分解するのですが、とても効率よく汚れを除去することができます。
ただし、水が溜まっている部分よりも先の排水パイプ内部の汚れには効果がほとんどありません。
基本的に、液体タイプのものというのはとろとろしているものが多く、排水口の周辺にもかけることができるので効率よく汚れを除去することができます。
タイプ別洗剤のメリット
家庭用固形タイプ、粉末タイプのメリットというのは、洗浄液が手に付着しにくいことです。
そしてデメリットは水に溶けて洗浄液になりますので、溶けた液体が溜まっている部分しか汚れを除去できません。
ちなみに、100均で販売されているパイプ洗浄剤は錠剤タイプです。
錠剤タイプで6個から8個入っているものになります。
実は108円という値段でありながら、使用されている成分は洗浄効果の高いものですので、パイプ洗浄剤としての働きはしっかりと行ってくれます。
洗浄力と値段を考えると、コスパは極めて高いといえます。
そもそも排水口が汚れやすいのはどうして?
排水口というのはどうして汚れやすくて臭いが出るのでしょうか。
排水口を掃除せずに放置していると、粘り気のある汚れが付着してしまったり、強烈な臭いを発するようになることがあります。
そのような状態になった排水口というのは、細菌が繁殖してしまい、非常に不衛生な状態になってしまうのです。
実は、この排水口はトイレに存在している雑菌の数よりもはるかに多いと言われています。
排水口には石鹸カスなどが付着し、ぬめりが発生しやすいですし、カビや菌類が増殖することによって臭いを発生させています。
つまり、普段からこまめに掃除をすることが非常に重要になりますので、やはり少しでも安く、頻繁に掃除に使用できる100均のパイプ洗浄剤というのは非常におすすめです。
毎日掃除をしたくても、コスパが低いとどうしてもパイプの掃除が疎かになってしまいます。
パイプの掃除が疎かになれば当然パイプの汚れも酷くなって、結果的に汚れに付着する新たな汚れも酷くなってしまうのです。
そのようなことにならないためにも、できるだけ汚れが酷くない状態でパイプ洗浄剤を使用した掃除をおくようにしてはどうでしょうか。