格安SIM・格安スマホ

キャリア別・SIMの使い回しが出来るかどうかについて調べてみた

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キャリアによって異なるSIMカードの使い回し

複数の端末を使いこなそうと思っている人の中には、SIMカードを一つだけ入手してそれを使いまわす方法を検討している人もいるでしょう。結論から言うとSIMカードの使い回しができるかどうかは、携帯キャリアによって対応が異なります。

NTTドコモの場合

NTTドコモですが、機種のスタイルが異なると使い回しの出来ないことがあります。たとえば昔のFOMAカードをXi端末に挿入しても通話もパケット通信もできません。またドコモのUIMカードやminiUIMカードもXiの契約をしていないものであれば、Xi端末に入れても利用できないはずです。

しかしその逆は可能です。たとえばXi契約をしているSIMカードをFOMA端末に入れて利用できます。3G通信なども可能なはずです。

auの場合

auの場合注意しないといけないのは、契約時に挿入されたau ICカードしか使用できないというキャリア内ロックのかかっている機種が多い点です。つまり同じauのSIMカードであっても、別のau端末で使用するためにはこのキャリア内ロックを解除する必要があります。キャリア内ロックは解除できますが、ショップに行って手続きをし、この時手数料2100円を負担しなければなりません。

ちなみにキャリア内ロックのかかっていない機種もあります。具体的にはGALAXY S II WiMAX ISW11SCやOptimus X IS11LG、MOTOROLA RAZR、Xperia acro HD IS12S、iPhone 4Sなどに関してはロックがかかっていないので、auのSIMカードを使い回しにできます。

ソフトバンクの場合

ソフトバンクの特徴として押さえておきたいのは、料金体系ごとに異なるSIMカードを用意している点です。ですから同じ料金体系ならいいですが、違う料金体系の場合SIMカードの使い回しはできなくなります。具体的には3GケータイとAndroidスマホとかiPhoneとiPadの間で、SIMカードの使い回しはできないわけです。

ソフトバンクの場合、Android端末同士であればSIMカードの使い回しはできます。しかしNTTドコモのようにスマホに機種変更してから、3GケータイにスマホのSIMカードを挿入して通信することは不可能です。

SIM使い回しをする場合にはサイズに注意

格安SIM業者の提供しているSIMカードの場合、端末にSIMロック機能がかかっていなければ使い回しをすることも可能です。ただし使い回しをする場合、SIMカードのサイズに注意する必要があります。

SIMカードには、標準SIMとマイクロSIM、ナノSIMというサイズの異なる3つのカードがあります。一般的な傾向として古い端末は標準SIMでAndroid端末の場合マイクロSIM、そしてiPhoneを中心としてナノSIMの利用されていることが多いです。同じSIMカードを使っている端末で使いまわすのであれば問題ないですが、異なる端末で使いまわすには少し工夫が必要です。

現在携帯のアクセサリーとして、SIMアダプタがあります。ナノSIMやマイクロSIMに外枠をかぶせることで、より大きなSIMカードのサイズに対応できるようにするアイテムです。3種類のSIMカードとも、IC部分の大きさには違いがないですからアダプタをつけることで異なるサイズのSIMカードでも使い回しは可能です。

格安SIM業者の中には、途中でSIMカードのサイズ変更できるところもあります。ただし3000円程度の事務手数料がかかるので、アダプタ利用がおすすめです。

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