赤ちゃんはお腹の中で成長するにつれて動き方も変わってきます。
そのため、ママが感じる胎動にも変化が現れてくるでしょう。
赤ちゃんの動きに合わせて、ママが外から見ていてもお腹がビヨーンと伸びたりすることもあります。
そういった動きがある中でお腹がピクピクと震えるような感覚になり、独特一定期間大きく脈打つような胎動があった時には何が理由なのか、トラブルがおきているのかどうかについてまとめました。
赤ちゃんがしゃっくりをしているの?
一定期間同じような感覚でお腹にドクドクとした感覚があると、ママは突然のことに驚いてしまいます。
しかし、これについてはお腹の中で赤ちゃんがしゃっくりをしているという説が強く、実際に胎動として赤ちゃんのしゃっくりを感じることができればとても幸せなことだと言えます。
なぜならば、これを経験することができるママは全てではなく、気がつかないママもいるからです。
胎児は妊娠5ヵ月に入った頃から様々なタイミングでしゃっくりをするようになります。
ですから、ドクドクとした胎動があり、一定期間にわたって続いた場合には心配せず「しゃっくりをしているんだな。」と捉えるようにしてください。
しばらくの間、ドクドクしていても大丈夫なの?
お腹の中でしゃっくりをしていると思っても、一定期間ドクドクしていればどうしても心配になってしまうでしょう。
ドクドク感じる人もいれば、痙攣のように、ビクビク感じる人もいます。
大人の場合にもしゃっくりをすると全身が大きく動いてしまうようなこともありますが、お腹の中で赤ちゃんに同じ事がおきているため痙攣のような胎動を感じても不思議ではありません。
胎児がしゃっくりをした場合にはママのお臍の下あたりで痙攣のような胎動を感じるケースが多いようです。
どうしておなかの中でしゃっくりをするの?
赤ちゃんがお腹の中でしゃっくりをする原因は明確になっていません。
しかし出産によってお腹の中から外に出た時、すぐに呼吸ができるように練習をしているのではないかという説があります。
またこの他には羊水を飲み込み、その中に含まれる異物をはじめとして、赤ちゃんの体に不要な成分などを吐き出すために行う動作ではないかという説もあります。
どのような原因なのかははっきりわかりませんが、いずれにしても大きな問題はないといえるでしょう。
一定期間ドクドクとした態度があっても大丈夫なの?
1時間から2時間、また人によっては半日ほどドクドクした胎動があっても赤ちゃんがしゃっくりをしているので問題ありません。
中には丸1日しゃっくりをしていたと言うママもいます。
赤ちゃんがしゃっくりをするのは不思議な事ではなく、成長によって自然に行うものですから問題視する必要はないでしょう。
ママが気にしすぎてしまい、ストレスを感じたり不安が強くなってしまう方が赤ちゃんには悪影響です。
しっかりと赤ちゃんが動いていて元気な証だと捉えておきましょう。
また、お腹の中で頻繁にしゃっくりをしていた子は出産後にもしゃっくりをすることが多いと言われていますが、これに関しても個人差があります。
しゃっくりをすることによって横隔膜が鍛えられ、スムーズに呼吸をすることや笑った時に声を出すようになるなど、体の仕組みに基づいて行っていますので優しく見守るようにしましょう。