ピルを飲んでいても妊娠したい女性は沢山います。
でもピルを飲んでいて妊娠したい場合、
ピルをやめるタイミングなど悩みは色々あるかと思います。
そんなピルと妊娠の関係について紹介します☆
目次
ピルを飲んでいても妊娠したい!!
皆さん、ピルって飲んだ事ありますか?
私はないのですが、何となく普通のお薬と違って、
ちょっと抵抗があるのは私だけでしょうか。
若い女性が婦人科に行くのに抵抗を感じるのが多いように、
やはりピルもまだまだ名前は知っていても、
その効果効能までの認知度は低いように感じます。
今回はこのピルと妊娠の関係ついてお話していきます。
ピルと妊娠との関係
まず、ピルと言うと、避妊のイメージがありますよね。
私も若い時はそうでした。
何となく排卵させない薬なんだろうなあ、
なんて言う認識しかありませんでした。。。
このピルが日本にやってきたのは1999年。
こんなにも時間は経っているのに、その認知度はとても低く、
ピルに対しての不安感を持つ女性が多いという現状があります。
そのためか、このピルの使用度は、
日本全体の女性の約1〜2%くらいにしかなっていないようです。
アメリカなんかだと、その使用頻度は実に90%近くにまで登るんだとか!!
このピルは、卵巣から出ているエストロゲンと、
黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンを合わせたもので、
服用する事によりこの2つのホルモンの量を調節してくれる働きがあります。
そして、このピルには、高・中・低容量の3種類が存在します。
現在日本で避妊の為に主に使用されているのは、3つ目の低容量ピルです。
ピルをやめるとすぐに妊娠するの??
もしもあなたが今、ピルを服用していて、
『妊娠したい』と思ったのなら、服用をストップすれば排卵は再開されます。
そして、このピルによってあなたの体が妊娠しにくくなる、
という事はあり得ません。
薬というイメージで妊娠しにくくなるのでは??
と思われがちですが、ピルはホルモンバランスを整えるので、
不妊治療にも使われる事もあり、妊娠しやすい体作りにも繋がります。
『妊娠したい』と思ってピルをやめるタイミングとは??
ピルを服用することで卵巣を休ませてあげることは、
自分が本当に妊娠したいと思った時に、
妊娠しやすい体を保っていられるという、効果があります。
そう考えると、
妊娠するための準備として、服用するのも1つの手かも知れません。
今まで飲んでいたピルを止めて、あなたの体を自然なサイクルに戻すことは、
よい排卵が出来て、妊娠率が上がる!!なんて言う研究報告もあるんだそうですよ。
しかし、このピル1つ厄介なのが、
人によっては吐き気や頭痛などの副作用もあるという事なんです。
服用の際には、必ずお医者さんに相談しましょう。
ピルは赤ちゃんに影響がある??
ピルには、女性ホルモンが含まれています。
これは、女性が妊娠をしたときに分泌されるホルモンと同じものです。
そして、ピルを飲むことによって、
体を妊娠をしたような状態にして排卵を抑える、という事をするのです。
妊娠しても、ピルを飲み続けていると、
そのホルモンがさらに増えてしまうことになるため、
妊娠中の女性には禁忌薬とされているんです。
しかし、飲んでしまったからといって、
お腹の赤ちゃんに悪影響があるわけではありません。
妊娠に気づかずにしばらくの間ピルを飲んでしまっても、
中絶をしなければならない!!なんて事にはならないのでご安心を。