昔ながらの牛乳石鹸で洗顔!期待できる効果と正しい洗顔方法
洗顔をする際には洗顔フォームを使っているという方も多いですが、近年、石鹸での洗顔がブームになっています。そこで注目されているのが昔ながらのロングセラー商品である牛乳石鹸です。
赤、または青い箱に牛のイラストが描かれた石鹸をご存知でしょうか。様々なスーパーやドラッグストアで販売されているため見かけたことがあるという方も多いはず。
そこで、牛乳石鹸が気になっているという方のために牛乳石鹸を使った正しい洗顔方法や効果、赤箱と青箱の違いなどについてご紹介します。
牛乳石鹸について
石鹸というと顔ではなく体を洗うものというイメージが強い方もいるかもしれません。
だし、牛乳石鹸は洗顔にも向いている石鹸です。
製造元は牛乳石鹸共進社株式会社というところで、「カウブランド」と呼ばれることもあります。販売開始から90年以上も愛されている商品で、実際に多くの方が洗顔で活用しているのです。
価格は赤箱が1個100グラム100円、青箱が1個85グラム80円となっており、どちらも安いのが魅力ですね。
釜だき製法というもので作られている石鹸で、もう一つの代表的な石鹸の作り方である中和法で作られたものに比べると製造には長い時間がかかります。
中和法で作られた石鹸よりも肌あたりがやさしいため、肌トラブルが起きやすいという方も試してみてくださいね。
原材料は石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Naとなっており、赤箱の場合はこれに加えてスクワランが含まれています。
牛乳石鹸の効果
牛乳石鹸を使って洗顔をしたところ、肌が白くなったと実感している方が多いです。毎日洗顔をするだけで美白効果が期待できるというのは嬉しいポイントだといえるでしょう。
それから、ニキビに良い石鹸を探していたところ牛乳石鹸にたどり着いたという方もいます。
牛乳石鹸は余分な成分が一切含まれていないシンプルな石鹸です。ニキビに悩んでいる方の中には洗顔料などに含まれている余分な成分が原因となっていることも多いため、一度牛乳石鹸を試してみてくださいね。
毛穴の汚れを取ったり、アトピー肌の症状を緩和する目的でも選ばれているため、様々な肌の悩みをまとめて解決してくれるかもしれません。
赤箱・青箱それぞれの特徴は?
牛乳石鹸には赤箱・青箱という2種類があります。どちらを選べば良いのかわからず、悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
最初に作られたのは赤箱の方で、こちらはスクワランが配合されているという特徴を持ちます。ローズの香りがするので、この香りが苦手な方は注意しておきましょう。
赤箱は青箱に比べるとしっとりとした洗い上がりになります。
後から登場した青箱はさっぱりと洗い上げられるタイプの石鹸です。ジャスミンの香りがするのですが、「石鹸の香り」と言われて思い浮かべるような香りだといえるでしょう。
ニキビを改善するために牛乳石鹸を購入したいと思っている場合、脂肌の方は青箱、乾燥肌の方は赤箱がおすすめです。
正しい洗顔方法
肌トラブルの改善に効果的な牛乳石鹸を選択したとしても、洗顔方法を間違えていれば意味がありません。
まず、髪をしっかりとまとめて顔にかからない状態にしたら石鹸を泡立てます。汚れた手だと泡立ちが悪いため、先に手を洗っておくのがおすすめ。
泡立てる際には手と石鹸をぬるま湯で濡らして手の中で転がすようにして泡立てましょう。
ある程度泡だったら片方の手に泡を移動し、もう片方の手で少量の水を加えながら弾力のある泡を作ります。指で空気を含ませるようなイメージで泡立てると弾力のあるしっかりとした泡ができるのでぜひ実践してみてくださいね。
泡立てネットを使うととても簡単にしっかりとした泡を作ることができます。
あとはできあがった泡を肌にのせ、指の腹で肌をやさしくマッサージするようにして洗いましょう。皮脂の多いTゾーンから払うのがポイントです。
最後にぬるま湯でしっかり泡をすすぎますが、この際に顔をこすらないように注意しなければなりません。
あとはやわらかいタオルでポンポンと軽く押すようにして水分を拭き取ったら完了です。
石鹸での洗顔に初めて挑戦するという方も人気の牛乳石鹸を一度試してみてくださいね。