妊娠・出産

妊娠超初期に水泳をすると流産の危険性も考えられる?

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妊娠0~4週までを妊娠超初期といいます。この期間は生理予定日を迎える前なので、まだ自身の妊娠に気づかないことも多く、中にはプールや海で泳いだというひともいるかもしれません。

一般的には妊娠初期の水泳は避けるようにいわれているため、お腹の赤ちゃんに悪影響がないか、あとから心配になってしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、妊娠超初期やそれ以降の妊娠期間中の水泳が、お腹の赤ちゃんにどのように影響するのかについて、お話しします。

妊娠超初期にママが水泳するのはOK?

妊娠期間は、最終生理の初日からカウントされます。つまり妊娠が成立する3週目頃まではお腹に赤ちゃんはいません。その状態でプールや海で水泳をするのは、何の問題もないのです。

とはいえママになった身体に様々な変化がおこりはじめる時期=妊娠超初期から妊娠初期は、流産しやすい時期でもあります。

受精卵の状態が関わる化学流産の場合は別として、冷えや感染症がきっかけとなって流産につながってしまっては大変です。

妊活の一環として身体を鍛えるために水泳を続けている場合は、基礎体温を記録するなどして、身体の変化をよく把握しておきましょう。なにか変化が見えた時にはお休みするなど、日ごろから気をつけることが大切ですね。

妊娠初期は水泳がNGとされる理由とは?

なぜ妊娠初期の水泳は避けたほうがいいのか、これからお話ししていきます。

身体を冷やすおそれ

水泳で長時間水につかると、身体が冷えてしまいます。冷えがお腹の張りなどの症状となってママにストレスを与えますし、そうした状態は赤ちゃんにとっても快適ではありません。

感染症のおそれ

特にプールの場合、様々な感染症のリスクが高まります。妊娠超初期から妊娠初期にかけては、体内でホルモンバランスが急激に変化しており、免疫力も下がっています。そのため、普段感染しないような常在菌が炎症をおこすこともあるのです。

また市民プールなど、様々な年代の人が利用する場所で水泳をすると、子どもがぶつかってくる危険もあります。そのほかにも床で滑って転倒したのをきっかけに流産するケースもあるので、避けた方が無難でしょう。

プールで感染する可能性が高い病気とは?

妊娠中にプールで感染しやすい病気には、下記のようなものがあります。

  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • 流行性角結膜炎(はやり目)
  • 手足口病
  • 伝染性軟属腫(水いぼ)
  • 腸管出血性大腸菌感染症
  • ぎょう虫症
  • アタマジラミなど

なかでも感染力が高い咽頭結膜熱(プール熱)は、38度~40度の熱が出て、咽頭炎や結膜炎を伴います。咳や鼻水、鼻づまり、関節痛など、風邪によく似た症状が出ることもあります。

咽頭結膜熱(プール熱)が流産や先天性奇胎などの原因になることはないとされていますが、妊娠超初期から妊娠初期に高熱が続くと、お腹の赤ちゃんに影響が及ぶ可能性があります。その他の病気も含めて、感染を防ぐにこしたことはないのです。

安定期に入ってから、マタニティスイミングに通おう

とはいえ暑い時期にはプールや海に出かけたくなるものですよね。また日常的に水泳を行っていたひとの場合、その習慣をやめると寂しく感じるでしょう。

我慢することでストレスをためるのは、お腹の赤ちゃんにもよくありません。妊娠中に水泳を楽しみたいと思ったときは、まずは安定期を待ってください。そして産婦人科のお医者さまに相談し、許可を得てからにしましょう。

もしも水泳の許可が出たなら、我流で泳ぐよりマタニティスイミングに通うのがおすすめです。マタニティスイミングを開催しているプールには助産師さんがついているところもあり、万が一の事態にも冷静に対処してくれます。

水温や時間にも配慮してくれるので、妊娠中の水泳には、ぜひマタニティスイミングを活用しましょう。

適度な運動と葉酸の摂取で母子ともに健康に!

安定期には適度な運動も必要です。マタニティスイミングなどでママが健康を保ちながら、お腹の赤ちゃんもすくすく育んでいけるのが理想ですよね。

妊娠初期には化学流産の予防にも役立つ葉酸は、妊活中から産後までの長い間で非常に重要とされる栄養素で、赤ちゃんの先天性疾患のリスクも下げてくれるのです。

妊娠週ごとに期待される効果は変化していきますが、一日計400㎍という必須量は変わりません。でも、なかなか食事だけで必須量を満たすのは大変ですよね。そこで手軽に毎日続けていける「葉酸サプリ」での摂取がおすすめです。

「葉酸サプリ」はさまざまな商品が開発され、葉酸以外の栄養素を足したものも増えています。

マタニティスイミングで得た健康を、赤ちゃんのために「葉酸サプリ」でもっと底上げしていきませんか?

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