女性に人気が高いデザートとして杏仁豆腐が上げられます。おいしいからという理由で食べている方が多いかと思いますが、実は杏仁豆腐には沢山の栄養素が含まれており、健康と美容に効果的な食べ物でもあるのです。
そこで、杏仁豆腐を食べることにより期待できる健康・美容効果や、おすすめのとりいれ方についてご紹介しましょう。
杏仁豆腐に含まれている栄養素
もともと杏仁豆腐は中国から伝わってきたデザートです。正式な呼び方は「きょうにんどうふ」というのですが、日本では「あんにんどうふ」という呼び方の方が一般的ですよね。
杏仁とは何かというと、これは杏(あんず・アプリコット)のことです。杏の核部分を乾燥させ、粉末にしたものが原材料として使われています。
もともとは漢方として取り入れられていた食材です。
気になる栄養素についてですが、
- オレイン酸
- リノール酸
- ビタミンB群
- パルミトレイン酸鉄分
- カルシウム
- たんぱく質
などが含まれています。
また、
一般的な一人前の量で130kcal前後とカロリーが低いのも魅力的です。食後のデザートとしても向いていますね。
杏仁豆腐の健康・美容効果
原料である牛乳には乳糖という成分が含まれています。乳糖は悪玉菌を減らして腸内環境整える働きを持っているため、便秘の改善効果が期待できるのです。
それから、杏仁には咳を鎮めるという作用があるため、風邪で咳や痰がひどいときに食べるデザートとしても向いています。
また、美肌効果として新陳代謝を促す作用が期待できるため、美味しく杏仁豆腐を食べて美肌を目指したいですね。
杏仁豆腐を固める際に使われているゼラチンはコラーゲンと同じ成分でもあるため、ハリのある肌にも近づくことができます。
杏仁豆腐のとりいれ方
薬ではないため、杏仁豆腐を食べたからといってすぐに健康・美容効果が期待できるというものではありません。そのため、毎日継続して長く食べるのがポイントです。
カロリーが全くないわけではないため、デザートとして毎食後に食べるというよりも一日1回食べることを心がけましょう。
市販のものには添加物や砂糖などが沢山使われているケースも多いため、可能であれば自分で材料をそろえて作るのも良いですね。
自分で作る際には美容に効果的な栄養素を沢山含んだフルーツ類を一緒に固めて食べると効率よく栄養素を摂取することができます。
杏仁豆腐は寒天で固められているものとゼラチンで固められているものがあるのですが、ゼラチンはカロリーがあるため、ダイエット目的で杏仁豆腐を取り入れる場合には寒天で固められたものを選択しましょう。
ただ、ゼラチンには美肌効果があるため、美容目的ということであればゼラチンを使ったものがおすすめです。
クコの実も一緒に食べよう
それから、杏仁豆腐の上に乗っている赤いクコの実をよけて食べているという方もいるのではないでしょうか。
このクコの実にも多くの美容効果が含まれているため、ぜひ一緒に食べましょう。
クコの実に含まれているビタミンCはオレンジの500倍とまで言われています。それだけでなくポリフェノール類なども含まれているので、美容と健康のために一緒に取り入れたいですね。
デザートを活用して内側から美しく、健康になりたいという方は杏仁豆腐を食べましょう。]]>