子宮外妊娠の原因が肥満にあるという情報がありますが、
本当に子宮外妊娠の原因は肥満なのでしょうか??
実は肥満だけではなく、他にも原因があります。。。!!
子宮外妊娠の原因は肥満?!
ダイエットブームが起こっている中でも、
美味しい食べ物やスイーツが多く出回っているこの世の中。。。
ダイエットしなきゃ!!と頭では分かっているつもりでも、
なかなか出来ないという人も多いのではないでしょうか??
そんな女性の方が妊娠したい!!と思った時、
もしも肥満体形だったら。。。??
今回はそんな妊娠と肥満の関係性についてお話ししていきたいと思います。
子宮外妊娠の原因は肥満って本当??
実は、この肥満。
子宮外妊娠を引き起こしてしまう確率が、
普通体重の人よりも高くなるというデータが出ている事が分かりました。
もともと体格指数(BMI)が高い女性ほど、
妊娠率が低下することが分かってはいますし、
肥満の女性は産婦人科に行くと、
気をつけるよう言われることでしょう。
BMIが25以下の女性では、
20週以上妊娠が継続した確率は45,5%だったのに対して、
BMIが25以上の女性の場合は、
38,8%だという結果も出ているんです。
流産や子宮外妊娠の割合も、
BMIに比例し高くなっているのです。
この研究結果から、
肥満は卵巣の機能に影響することで排卵障害を招くリスクを高くしてしまう、
子宮内の環境にも影響が出てしまい、
着床しにくくさせる可能性があると結論付けています。
肥満以外の子宮外妊娠の原因とは??
子宮外妊娠の発生頻度は、近年増加傾向にあります。
お腹(下腹部)を手術した経験があったり、
そこに炎症があったりしたことのある人は少し危険かもしれません。
たとえば、クラミジアや淋菌など性感染症が原因で、
炎症を起こしてしまった経験のある人が代表的なんです。
その他にも。。。
・骨盤内感染
・虫垂炎
・腹膜炎
・頻回の人工妊娠中絶(子宮内掻爬)
・子宮外妊娠外既往
・腹部手術の既往
なんかも原因の1つだと言われています。
骨盤内臓器の癒着を引き起こす子宮内膜症も一因になるそうなんです。
子宮外妊娠を防ぐ方法は??
そんな子宮外妊娠ですが、残念ながら現段階では、
子宮外妊娠を予防することはできません。
しかし、自分の体のリスクを知ることで、
早期発見に繋げることはできるのです!!
子宮卵管造影検査を受けたり、
クラミジア感染症の検査を受けたりすることで、
早期発見&治療をしていきましょう。