女性ならではの節約術もあります。むしろ女性の方はこういったことが得意ですから、すでにご存知かもしれませんが。それは化粧品をリメイクしたり、使える状態に戻すことです。
いろいろな化粧品でそれが応用できるのですが、ここではわかりやすくアイシャドウで紹介してみます。ご自分の化粧品でも特にお気に入りというものがあるかと思います。使い勝手や肌との相性、色合いなど、そのポイントは様々でしょう。
そんな化粧品のひとつ、アイシャドウをうっかり落としてしまいました。中を開けてみると、アイシャドウはすっかり粉々になってしまっています。もう捨てるしかないでしょうか。いえいえ、大丈夫なんです。これでも元通りにちゃんとできるのです。
その方法はまず、割れたアイシャドウのすべてを元のケースに戻します。粉々であってもかまいません。そして、その中に化粧水を数滴だけ垂らすだけです。手持ちの化粧水でいいですし、できればさらっとしたタイプが効果的なようです。
水分を受けたアイシャドウはクリーム状になるでしょう。そうなったら表面をきれいにならしておきます。そのあと、ほんの少しの間でいいので放置しましょう。半乾きのころに指で軽く押して再度ならしておけば、あとは元通りにります。
これはなくなりかけのものでも活用できます。ケースの隅に残ってしまったアイシャドウを粉々にしてパウダー状にするのです。同じ色があれば、それを取っておいて合わせてもいいでしょう。
別の容器に入れ替えてもいいですし、そのままでもいいです。そして、粉々のままでも再利用が可能ですし、上記のように化粧水を数滴垂らしてならす方法もあります。このように化粧品は知識次第で再利用が可能なので、せっかくですから節約に役立ててください。
気に入らなかったアイシャドウで自分だけの色合いを演出する!
買ってはみたものの、色合いが合わないとか、好みが変わったとか、肌に合わないということもよくあることかと思います。そういった化粧品も捨てるのではなく、自分好みに作り替えてしまいましょう。
そんなに難しいことではないので、いくつかの色を混ぜることで自分だけのオリジナル色を作ることもできてしまいます。中でもアイシャドウの再利用法は数多くあります。特にパレットだと使わない色も出てくることでしょう。そうした色はほかの色と混ぜて、自分の好みの使いやすい色にしてしまうことで問題は解決できます。
オリジナル色の作り方は、混ぜたいアイシャドウをすべて別の容器に削って入れてください。そこにアルコールを数滴垂らして混ぜ合わせます。きれいに混ざったら、普段使用しているケースに移し替え、ペーパータオルなどを使って余分なアルコールを吸い取ります。
指やコインなどで少し強めに押せば、アルコールがしっかりと取れ、アイシャドウもきれいに容器に収まります。そのあと、とりあえず完全に乾くのを待ってください。このときのアルコールは無水エタノールが望ましいです。
オリジナルをほぼ原型のまま色味を変えるだけであれば、元のアイシャドウにこの無水アルコールを数滴垂らしてならせばいいだけです。これでどこにもないオリジナルのアイシャドウが作れることでしょう。さらに、必ずしもアイシャドウはアイシャドウとして使う必要はなく、例えばクリアネイルポリッシュに混ぜればそのままネイルポリッシュになります。簡単ですね。
ワセリンと混ぜればクリームチークやクリームアイシャドウにすることもできます。質感そのものが変わるので、新しい化粧品に生まれ変わるようなものです。女性の化粧品は必需品ですから、これでできる節約の金額はかなりのものになるのではないでしょうか。