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ミニマリストに聞いてみた。絶対必要な家電トップ5はコレだった

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「家電も断捨離するんですか?」本物ミニマリストは「もちろんです」と答えるでしょう。でも全ての家電を処分してしまうわけではないようです。そこで「どんな家電は絶対外せませんか」と質問することに。

そこで明らかになったミニマリストも絶対必要な家電とは何でしょうか?
トップ5をご紹介していきたいと思います。

1.パソコン

これは究極のミニマリストでも欠かせられないアイテムのようです。今の時代パソコンを取ってしまったら、家族や会社とも連絡が取れなくなるので、もはやミニマリストではなく隠遁生活の修行僧になってしまいます。

パソコンはミニマリストの要です。寝袋以外は何もないという極限ミニマリストも枕元にはパソコンを置いているというものです。

ミニマリスト向けのパソコンとは

ミニマリストに向いているパソコンというのはどんなパソコンでしょうか?

実はミニマリストといえども、勤めている会社も違い、生活パターンはまちまちなので、それぞれに適したパソコンの種類が違ってきます。それでも部屋の中でのミニマリストのスタイルはある程度共通しているので、購入するパソコンある程度似てきます。

ミニマリストに人気の高いパソコンを順に3つ見ていきましょう。

ノートパソコン

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ミニマリストの中でもっとも人気があるのがノートパソコンです。人気の理由は5つほどあります。

  • 場所を取らない
  • 動作スピードがある程度速い
  • 重くなく、持ち運びが便利
  • すべての機能が備わっている
  • スクリーン角度が自由変えられる

ミニマリストの中でもノートパソコンの採用率が最も高いのは、その機能性です。効率的に物事をすすめるミニマリストの生活に適しています。

ミニマリストの部屋を想像してみてください。そう、部屋には何もないのです。イスも机もありません。どうやってパソコンを操作すると思いますか?部屋の壁にもたれかかり、膝の上にパソコンを置いて操作するのがほとんどでしょう。

デスクトップパソコンですとそもそも場所を占領する上、スクリーンの角度調整ができず見にくいですし、タブレットPCですと、長時間手で持つのが疲れてしまいます。

ノートパソコンは膝におけるので手が疲れない上、スクリーンの角度を自分の目の角度に合わせられます。最近のノートパソコンはデスクトップパソコン並みにスペックの高く、動作速度も心配ありません。

モニター一体型パソコン

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続いてミニマリストに好まれているのが、モニター一体型のパソコンです。なぜ一部のミニマリストはノートパソコンではなくモニター一体型を選ぶのでしょうか?理由は5つほどあげられます。

  • 画面が大きく見やすい
  • 手元にはキーボードだけで軽い
  • 一体型なのでさほど場所を取らない
  • テレビを見ることもできる
  • 動作スピードはデスクトップパソコン並みに速い

ミニマリストは部屋にモノがないので、やはりパソコンを操作するスタイルは先ほども述べたように、壁にもたれかかりながら膝に置くという形になります。モニター一体型の場合は膝に乗る負担がノートパソコンより少ないですし、パソコンが加熱することによって膝が熱くなることもありません。

モニターとの距離も一定に保てるので、見やすいことでしょう。ただし持ち運びには向いていいないので、もっぱら家でしかパソコンを使わない人のみの選択です。

タブレットPC

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操作性が高く、持ち運びも便利ですしミニマリストに選ばれていそうで、実はあまり選ばれていないのがタブレット型PCです。ノートパソコンよりさらに軽く、タブレット画面をタッチして操作できるのになぜ第3位なのでしょうか?以下の理由で見送られるパターンが多いようです。

  • スペックが比較的低い
  • 操作性は意外と高くない

タブレット型パソコンは、持ち運びが便利です。スペックは少ないのですが、大きなSDカードを挿入すれば、保存容量の問題は解決します。確かにタブレットPC派のミニマリストもいることでしょう。

ですがミニマリストは生活がシンプルな分、家の中でパソコンに向き合う時間が圧倒的に多くなります。長期間すると手で持つのが疲れてしまういますし、文字を打つのには向いていません。

スクリーンも大きくなく見にくので、タブレット型を選ばないミニマリストが多いのもうなずけます。

自分の生活スタイルに合わせて、ノートパソコン、スクリーン一体型、タブレットPCのいずれを選択してもいいでしょう。

「生活をできるだけシンプルにして、本当によいものだけを効率的に使用する」というミニマリスト考え方からすると、やはりパソコンは使いやすさ、動作スピード、画面の見やすさ、故障のしにくさが重要になります。

こうした点を総合的に考えると、上記どのタイプのパソコンを選ぶときも、アップル社のパソコンをミニマリストが選んでいるのはうなずけます。

2.エアコン

ミニマリストが流行するのと同時に、地球温暖化で温度も徐々に上昇してきました。

そうミニマリストといえどもエアコンがないと夏を生きていけないのです。幸いエアコンは壁の上部についているので、ミニマリストとして重要な部屋がガランとしている雰囲気を損ないません。

3.電気ケトル

意外なことに3位に食い込んだのは、冷蔵庫でも洗濯機でもなく電気ケトルです。ティファールの電気ケトルがミニマリストたちのお気に入りアイテムのようです。

何もなくてもお湯は飲みたい。これは最低限の生活を送る上で必要なことのようですね。やかんに水を入れて沸かすこともできますが、ミニマリストは手軽にお湯が沸かせ、大きさも小さいケトルを好むようです。

4.冷蔵庫

冷蔵庫を持たないミニマリストもいます。ですが自炊を家で行なうことを目指しているミニマリストにとっては冷蔵庫は外せないアイテムでしょう。

家は生活する場所ですから、食べ物や飲み物のストックが必要だからです。

食べ残ったものも冷蔵庫がないと腐ってしまいます。冷蔵庫も持たないミニマリストもいますが、実際のところ、外食メインとなってしまい身体を壊してしまいます。冷蔵庫を持たずに外食メインのミニマリストは、結局のところ大切なことに目を留めるというミニマリストの精神から逸脱しているのかもしれません。

どんな冷蔵庫が向いている?

ミニマリストの多くはどんな冷蔵庫を選んでいるのでしょうか?ミニマリストの一部はミニマリストたるものこんな冷蔵庫でなくてはと思って、ある理想の冷蔵庫を購入したものの、あとあと予期せぬ問題に直面し反省することがあります。

ミニマリストが冷蔵庫を選ぶ上での4つのポイント、

  1. サイズ
  2. 機能性
  3. 静音性
  4. 位置

に注目すれば失敗することはありません。

・冷蔵庫のサイズ
ミニマリストの基本はできるだけ最低限のもので済ますというものです。これは冷蔵庫のサイズにおいても言えることで、「必要最低限の大きさのものを選ぶ」というのが基本的な考え方になります。

「自分は一人暮らしで外食が多いミニマリスト。冷蔵庫はペットボトルが何本か冷やせられたらいい」。こんな場合は、冷凍機能もない50L前後の冷蔵庫で十分かもしれません。小型のイスくらいで場所はほとんど取りません。

「でも夏は暑いからアイスクリームを冷凍庫にストックしておきたい。さもなければ結局外に買いに行くことになり手間がかかる」というミニマリストは、冷凍機能も付いた150L前後の1人用冷蔵庫を購入するかもしれません。

ミニマリストは1人暮らしであっても家族暮らしであっても、無駄な購入をせず、必要以上に多く食事を作らないので、一般の人よりは小さいサイズで済むでしょう。量を計算して作り、ほとんど食べ物が残らないように管理できるなら、家族4人暮らしでも150Lサイズ冷蔵庫で十分かもしれません。

・機能性
冷蔵庫の機能性に関しても、シンプルを求めるミニマリストは最低限必要な機能だけで満足します。つまりモノを冷やすという機能です。冷凍機能も必要という人もいるでしょう。ですが最近よく見られる他の付加的な機能、両開きドアや自動製氷などは求めません。

・静音性
ミニマリストが冷蔵庫を選ぶ上で1つだけ考えないといけない機能、それは静音性です。この静音性を考慮しないと、大変なことになるからです。

静音性を気にして冷蔵庫を買う人は少ないかもしれません。冷蔵庫は中が冷えればそれでいいと考えるからです。では節約もかねて最小サイズのもっとも安い冷蔵庫を購入するとどうなりますか?

すごくうるさいのです。

静音機能は冷蔵庫を開発の中でコストがかかってしまう分野のひとつです。「安くて小さい冷蔵庫=うるさい」と思っておいていいでしょう。うっかりそんな冷蔵庫を買ってしまうと、タダでさえ何もなく静かな部屋に冷蔵庫の音だけが鳴り響くことになります。

「何もない部屋で静かに過ごしたい、だが冷蔵庫はほしい」という場合、静音性の高い冷蔵庫を選びましょう。冷蔵庫には直冷式と間冷式がありますが、直冷式のほうが静かです。間冷式はファンを取り付ける必要があるので騒音が発生してしまうためです。

・冷蔵庫の位置
続いて考えるのは冷蔵庫の位置です。ミニマリストは冷蔵庫をどこに置きますか?冷蔵庫に入れておくのは食材で、主に調理のときに使いたいという場合は、やはり台所に置くのがいいでしょう。

しかし、常識に縛られないミニマリストは、「冷蔵庫は台所に置くものだ」という固定観念はありません。

もしも冷蔵庫を飲み物を冷やすだけのために使っているなら、リビングに置いてしまってもよいでしょう。そのほうがすぐ手が届き効率的に生活できるからです。

「冷蔵庫をリビングに置いたら、部屋の物が増えてしまうじゃないか」という人もいるでしょうが、考えてみてください。その分台所はスッキリするのです。

冷蔵庫のサイズ、付加機能、静音性、置き場所など考えてきましたが、実はミニマリストによって選択はさまざまです。「常識に縛られずに自分が便利と思う方法を追求」した結果、特大冷蔵庫を購入した人もいます。なぜそんな選択肢もありえますか?

そのほうが買い物の回数を減らせるからです。「冷蔵庫が大きいと調味料も、化粧品も、衣類さえも入れてしまえる」というミニマリストもいらっしゃいます。本人がそれが便利と感じるなら、それでいいわけです。

5.洗濯機

洗濯板を使ったり、コインランドリーを利用する人もいますが、やはり洗濯機は家にあったほうが便利でしょう。時間を節約しスマートに生きることがミニマリストの精神だからです。

どんな洗濯機が向いている?

ミニマリストはどんな洗濯機を好むのでしょうか?ミニマリストの自分のピッタシの洗濯機を選ぶときにまずどちら何を重視するか整理すると良いようです。あなたは洗濯機購入で何も重視しますか?

  1. サイズ重視
  2. 生活効率重視

ミニマリストによってこの2つの何を重視するかは異なります。ですがミニマリストの精神「最小限のもので、最大の効果を引き出す」という点は共通しています。ではそれぞれの洗濯機選びを見ていきましょう。

まず「サイズ重視」のミニマリストの考え方です。最小サイズの洗濯機、容量が2kgのものを選びます。どうしても洗濯機を使ったほうがいいものだけを洗濯機で洗い、靴下や下着などは昔ながらの洗濯板で洗うというミニマリストはたくさんいます。

もともと衣類を減らしているので、2kgサイズで十分かもしれませんね。

冷蔵庫選びでサイズ重視のミニマリストは、機能に関しては、「洗濯と脱水」以外何も求めません。確かに小型で機能のシンプルな洗濯機は、水代・電気代共に節約ともなり、家計の支出もミニマム化できます。

続いて「生活効率重視」のミニマリストの考え方です。このタイプの方々は洗濯の回数を減らして、家事の量をミニマムにしようと考えます。

毎日洗濯しないで済むように、あえて普通の家庭と同じ大きさの洗濯機を買い、2,3日に一度だけの洗濯します。すると時間の節約となり、空いた時間はゆっくり読書でもできるというわけです。

生活重視のミニマリストは洗濯機に機能を求めます。なぜならその機能が家事軽減の助けとなるからです。特に求める機能はなんですか?それは乾燥機能です。

洗濯機に乾燥機能があると洗濯物を干して取り入れるという手間が省けます。

天気によって洗濯の予定を狂わされることもなく、外で雨が降って洗濯物が濡れたらどうしようという心配もせずに済みます。

ですが、乾燥機付き洗濯機を購入するに際し、注意が必要なのです。

乾燥機付き洗濯機には大きく分けて縦型と横型があります。ミニマリストに適したのはどちらの乾燥付き洗濯機になりますか?

縦型の乾燥機能付きドラム洗濯機と横型乾燥機能付きドラム洗濯機では乾燥の方式が違うのです。

縦型のドラム乾燥はヒーター方式を採用しています。ドライヤーを濡れた衣類に吹き付けるとやがて水分は飛んでいくでしょう。

ヒーター式というのはそれと同じ要領で、ドラムの中で大型ドライヤーのような熱風を発生させ衣類を乾かすという方法です。

ところがこのヒーター式、とんでもない電気代がかかってしまうのです。電力というのはエネルギーを熱に変換するときにもっとも多くの電力を消費します。

ヒーター方式の洗濯機は消費電力量が2000w前後にもなり、乾燥も含む1回の洗濯で、およそ100円の電気代が消費される計算になります。

横型のドラム乾燥機のほとんどは、ヒートポンプ方式を採用しています。(一部ヒーター式もあり)

ヒートポンプ式というのは、簡単に言うと除湿機能を使った乾燥方式です。ムシムシした部屋でもエアコンの除湿機能を使えば水分がなくなりますね。同じように水分をたくさん含んだドラム内の空気を除湿して行くことにより衣類を乾燥させていきます。

除湿は熱を発するよりも電力を使わないので、乾燥を含む1回の洗濯での電気代はおよそ40円で済みます。

縦型ヒーター式なら1回100円、横型ヒートポンプ式なら1回40円。長期的に見るとどれほどの金額差があると思いますか?2日に1度しか洗濯機を回わさないとしても、年間で1万円以上の電気代の差が出ます。

無駄を省き効率的に生活したいミニマリストなら、同じ乾燥ができてこんなに電気代が安くなるのですから横型でヒートポンプ方式のドラム乾燥機を選びたいと思うことでしょう。

意外といらない家電たち

上記に上がっていない家電として掃除機があげられます。しかし掃除機はミニマリストにとって最も必要ないものかもしれません。部屋に何もないのでほうきではわけば事足りるからです。

掃除機がなくてもほうき+時々床拭きでいいでしょう。電子レンジやオーブンなどもなくても十分に生活できる家電です。冷蔵庫から取り出したものはフライパンで加熱するほうがおいしいことが多いようです。

生活が豊かになるならそれは必要なもの

ミニマリストが絶対使う家電として5つを挙げましたが、これは一般的なミニマリストの意見を集約に過ぎません。ネット上では、数多くのミニマリストが独自の観点から「ミニマリストなら絶対これが必要、これはいらない」と主張しています。

果たしてミニマリストになる人は、これら他のミニマリストの見方が必ず自分にも当てはまると考えるべきでしょうか?

いいえ。違います。
なぜならミニマリストが何をミニマム化したいかはそれぞれ違うからです。

あるミニマリストは部屋をできるだけすっきりするために、「部屋に置くもののサイズをミニマム化」します。別のミニマリストは、食事、洗濯、部屋の片付けなど「家の雑務をミニマム化」して効率的にすごします。

さらに別のミニマリストは、無駄な買い物はせず必要なものだけを購入し、「支出をミニマム化」します。

それぞれのタイプのミニマリストで購入する家電は全く違うと思いませんか?そうなのです。

自分は最小サイズの洗濯機でミニマリズムを実践していると自負している人がある日、最新式の大型洗濯機を購入しながら「プチミニマリスト始めました」などと言う人のブログを見ます。この人はエセミニマリストと感じるかもしれません。

しかし本当のミニマリストなら、ミニマリズムの違いを受け入れることは重要です。なぜならミニマリスト他のミニマリストの生き方を批判してしまうなら、本来のミニマリストの目的を逸してしまうからです。

考えて見ましょう。なぜミニマリストを始めたのでしょうか?
それは雑務の追われ、物質主義が蔓延する世の中において、本当に大切なことに目を向けるためだったでしょう。

では目を向ける本当に大切なこととはなんですか?そうそれは幸福です。ではミニマリストはこうあるべきと他の人のやり方にケチをつけることは幸福ですか?いいえ。優越感には浸れるますが、自分の他の人も幸福ではありません。

本当のミニマリストならミニマリスト同士の違いを受け入れ、自分がしたいミニマリズムを実践すると幸福になれますよね。

まとめ

ミニマリストとして買い揃えたい上記の5つの家電が参考になることを願っています。多くのミニマリストの実体験を集約すると、この5つの家電さえとりあえず備えておけば、おそらくミニマリストとしての生活するのに困ることはないでしょう。

しかし上記は5つの家電は絶対ではないのです。あくまでもミニマリスト基本家電で参考程度としていただけると嬉しく思います。

コーヒーが大好きなら、上記にコーヒーメーカーを加えてもいいでしょうし、身体に優しい手作りパンを毎日食べたい人がいるなら、ホームベーカリーを加えてもいいでしょう。

必要のないものは処分し、無駄なものは購入しませんが、本人がこれがあったら毎日効率的に、なおかつ幸せに暮らせるというのであればミニマリストの精神に反していないからです。

ミニマリストは生活を簡素化し、幸福を見つける生き方です。自分の幸福をサポートしてもらえる家電に出会えるといいですね。

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