妊娠準備中の女性で、『妊娠してから禁煙すればいい』と思っている方も少なくないはず。
妊娠中は誰もが禁煙すると思いますが、妊娠準備中は喫煙していてもいいのでしょうか⁇
喫煙が妊活に与える影響はないのでしょうか⁇
今回は、喫煙が妊娠にどのような影響を与えるのかを紹介します。
目次
妊娠準備に喫煙していると妊娠できない?!
近年、女性の喫煙している姿をよく見かけます。
駅にある喫煙所なんかで、
よくタバコを吸う女性の姿を目にするようになってきました。
女性の喫煙が、いけない事なわけではないのですが、
将来子供が欲しいと思った時、喫煙していても妊娠出来るのでしょうか⁇
そこで今回は、妊活中や妊娠中の喫煙の影響について紹介します。
妊娠準備中は禁煙するべき⁇
『100害あって1利なし。』
これは喫煙の事。
タバコを吸ってストレス発散する、なんて言うのは大間違い!!
タバコでストレスを本当の意味で発散なんて、出来ていないんです。
しかも、女性は男性と比較してタバコに依存しやすい、
ということが最近の研究で明らかになっているんです。
もしも、あなたが今タバコを吸っていたとしたら。。。
今すぐ辞めた方がいいですね。
喫煙が妊活に与える影響とは?
卵巣の機能の低下
喫煙によって引き起こす血行不良が原因で、卵巣の機能の低下が起こります。
この機能を元に戻すことはかなり大変な事なので、気をつけたいところです!!
女性ホルモンが低下
月経が来ても排卵することができない、「無排卵月経」の原因がコレなんです。
生理が来てるから大丈夫かなーと思っていて、
なかなか妊娠することができなくて、病院で検査をしてみたら、
実は。。。なんて事が多いようです。
男性の妊活にも影響アリ
もちろん男性にも、
精子の数の減少や、精子の質の劣化という悪影響があるので、
妊活中は男性の喫煙もNGです!!
喫煙していると妊娠確率は下がる⁇
上記に書いたように、
妊活中に喫煙をすると妊娠しにくい体になってしまい、
結局妊娠出来ない。。。と言う結果になってしまいます。
ある研究データでは、
体外受精における喫煙女性の妊娠率は、
非喫煙者に比べて約20%も減少する、というデータさえもあるのです。
また、妊娠しても流産する可能性が高くなります。
妊娠に気づかず喫煙していたらどうなるの⁇
喫煙中の女性で最も多いのは、妊娠初期は妊娠に気づかず喫煙しているコト!!
妊娠に気づかず喫煙を続けていると、
もちろんお腹の赤ちゃんに悪影響を与えてしまいます。
主な影響としては。。。
①流産・早産の増加
②胎盤早期剥離、前置胎盤、出血などの危険性の増大
③低出生体重児の増加
④妊婦合併症
⑤周産期死亡
⑥先天奇形
等が挙げられます。
喫煙しているからと言って、妊娠出来ないというわけではありません。
しかし、その確率は極めて低いものになります。
後悔してからでは遅いのです。
もしも今、あなたが喫煙しているのであれば、
少し妊娠について考えてみるいい機会かもしれませんね!!