寒い季節には、食卓に登場回数の増えるスープ。
クリーム系のスープが食べたい!と思っても、ことこと煮込む時間も気力もない時ありますよね。そんな時には、さっと作れるチャウダーがおすすめです。アサリが苦手な主人のために、我が家ではアサリの代わりに冷凍エビで、冷蔵庫やストック食品としてありがちな材料を使って、簡単クラムチャウダー風のスープを作ります。
アサリのうまみの代わりに、エビとベーコン、ウインナーで代用します。シチューのように、素がなくても、時間も気力もなくても、簡単にあっさりしたスープが作れるのは魅力です。多めに作って、残りはドリアにしたり、スープパスタにしても美味しいですよ。寒い日の食卓に、是非作ってみてください。
<材料>4人分
冷凍えび 100g
ベーコン 2枚
ウインナー 2本
にんじん 1/2本
玉ねぎ 中1個
ジャガイモ 大1個
バター(なければサラダ油) 大さじ1
小麦粉 大さじ2
水 200cc
牛乳 400cc
コンソメ 小さじ2
塩こしょう 適量
<作り方>
にんじんは5mm角のさいころ切り、ジャガイモは1cm角のさいころ切りにし、ジャガイモは水にさらします。
玉ねぎは1cm角のさいころ切りにします。
<ポイント>
チャウダーを作る時のポイントは、小麦粉を入れて丁寧にまんべんなく行き渡せ、なじませるように炒めることと、牛乳を数回に分けていれてだまを作らないことです。小麦粉を入れて炒める際には、焦げやすいので注意してください。
鍋底からしっかり混ぜ合わせましょう。気持ち大き目の鍋で作った方が、混ぜ合わせる時に楽だと思います。ベーコンやウインナーから出る油が少なかった場合、小麦粉の粉っぽさが気になる時もあります。その時は炒めている途中に、分量外のサラダ油を少しずつ足しても大丈夫です。
牛乳は、できれば室温に戻しておくか、鍋に入れる前に2分ほどレンチンしておくのもおすすめです。うまく小麦粉になじませる自信がなければ、回数を増やして、本当に少しずつ加えていけば、失敗がありません。だまになってしまうと舌触りが悪くなってしまいます。じゃがいもをレンチンしているので、煮込み時間はいらない分、丁寧に焦らずやってみましょう。
アサリが苦手、エビが好き、シチューほど時間をかけずに軽めのほっこりスープが食べたいと思った時に、クラムチャウダーをアレンジしたレシピにしました。海外旅行で食べた、アサリなしのベーコンチャウダーやコーンチャウダーをイメージしています。
家にあるもので簡単に短時間でできるので、アサリぬきのチャウダーはヘビロテの定番です。コーンやシメジを足してボリュームアップしたら、立派なおかずスープになります。うまみの素になるベーコンとウインナーがあれば、具材はなんでもお好きなものを入れてください。
火が通りにくい具材は、あらかじめレンチンすることで、煮込み時間の短縮になります。次の日に、残りのスープを少し水で伸ばしてコンソメとピザ用のとろけるチーズをちょっと加えて、スープパスタにしてランチをするとおいしいです。
アサリぬきのチャウダースープは、海外では意外と見かけるスープです。家で簡単に楽しめるよう、レシピに起こしてみました。アサリを使わない、家にある材料で短時間で作れるので、寒い時期にはかなりの登場回数です。
具材はアレンジがきくし、残ったスープは伸ばしたり、ちょっと煮詰めてぽってりさせて、ドリア・グラタン・スープパスタなどへのリメイクも簡単にできますよ。まさかの残り物のアレンジなのに、アサリぬきクラムチャウダースープのリメイクメニューは、ママ友会のお食事でもとても好評です。
簡単なので、是非挑戦してみてください。男性も子供好きな味ですし、具材が小さく食べやすいので、お年寄りにも好評なところもポイントです