ミニマリストの生活はアイテムによって決まります。絶対的に持ち物の数が少ないので、1つ1つのアイテムが多機能でなくてはいけないからです。そこで今回は先輩ミニマリストにどんなアイテムが役に立ったか聞いてみました。
「ミニマリストがオススメする買って良かった品物15選」と題して、ミニマリスト必須アイテムを見ていきましょう。
マルチツールとはサバイバルキットの1つで、ナイフ、はさみ、ペンチ、コルク抜き、ドライバーなど生活上必要なキッドが1つにまとまっているものです。
これ1つ家にあれば、マルチツールに備わっているものはすべていらなくなります。おすすめはスイスの国旗がマークとなっているVICTORINOX(ビクトリノックス)社マルチツールでしょう。
テフロンフライパンはミニマリストには欠かせません。炒め物や煮物だけでなく、蓋をすればテフロンフライパンでごはんも炊けるからです。
つまり調理道具は基本これ一つでOK。炊飯ジャーさえ要りません。蓋をすればご飯は30分ほどで炊き上がります。
睡眠場所の確保です。ミニマリストも睡眠の方法は2種類に分かれており、寝袋で板の間で寝るのが良いという人もいますし、寝袋は背中が痛いからマットレスは必要という人もいます。いずれも場所を取らないのが特徴です。いずれかがあれば布団で部屋やモノ入れが占領されるということはありません。
掃除道具はほうき一本あれば十分です。これさえあれば掃除機もコロコロも要りません。部屋にものがほとんどないのでほうき一本でフローリングの部屋をサッサとはわいてしまえます。
部屋でコーヒーを飲むにしても、お湯を沸かす必要があります。電気ケトルが便利です。部屋のどこでも沸かせますし、やかんが必要ないのでキッチンをすっきりさせることができます。
財布はいつも身につけるものです。小銭のみならず各種カードや家の鍵も入る財布が好まれます。
キッチンクロスを広げて洗った食器を置けば、場所を取る水切りがいらなくなります。キッチンクロスは毎回洗って干してしまうことができます。水切りのように水が内部に貯まってヌメリが出るようなこともないので清潔です。
部屋をすっきりするために活躍するのはタブレット型のパソコンです。普段は指をスライドさせて電子書籍を読むこともできますし、仕事となれば外付けのキーボードを取り付けてパソコンとして仕事することもできます。
ノートパソコンでよさそうですが、やはりどうしても机を出しておいてノートパソコンを固定して置いてしまうのでタブレット型のほうが部屋をすっきり保つことができます。
ミニマリストは靴をあまり持ちません。基本生活用一足とフォーマル用一足でしょう。ベテランミニマリストが口を揃えていうのは「靴はとても重要」という点です。足のフィットが良く、軽い履き心地が良い靴を生活用として選びましょう。生活用はデザインよりも履き心地重視で選ぶことが重要です。
ミニマリストは部屋にモノをおきません。コタツやハロゲンヒーターなどは大きくて部屋を占領するので、ミニマリストとしてエアコン以外の暖房器具をなくしたいところです。そこで活躍するのが、暖ったか下着です。
温かさが実感できないのでダメです。気休めではなく厚地で内側に毛がモコモコある、これを着ればもう暖房が要らないという厚手の下着を上下セットで用意するとよいでしょう。モコモコポカポカ下着のよさを味わったらもう手放せません。
11、化粧セット&裁縫セット
ミニマリストのお化粧は基本シンプルなナチュラルメイクです。家に置いておくのはファンデーション、マスカラ、眉毛を描くアイブロウペンシルくらいでしょう。その他のものは簡易なものにして小さいポーチかBOXに閉まってしまいます。
化粧セットをかさばらせないのは部屋をシンプルにする秘訣です。BOXなら洋服のほつれなどを直す裁縫セットなども一緒に閉まっておくとすっきりします。
12、BOX&カゴ
これは部屋を整理するためのアイテムです。できるだけ物を減らせしても、保管しておかなければいけない書類や書籍、写真などがあるかもしれません。
それらはBOXやカゴにまとめて押入れに入れてしまうと部屋をすっきりさせることができます。部屋に置くのであれば100円ショップで買いそろえるというよりも、自分の部屋の雰囲気にマッチした素敵な入れ物を用意するのが彩りある生活の鍵です。
13、観葉植物
モノを少なくするといっても、ミニマリスト=物質否定主義者ではありません。ミニマリストは物は減らしながらも部屋を彩ります。シンプルながらも部屋を彩る観葉植物を1つ飾ると良いでしょう。
14、真空断熱タンブラー
いつも使うコップですから、お気に入りのコップにしたいところです。ビール等の冷たいものを飲む時も、コーヒー等の温かいものを飲む時も真空断熱タンブラーは温度を保ってくれます。
15、Niko dock
これはミニマリストのためのアイテムです。おしゃれで多機能な延長コードです。小物入れ、ペン立て、スマホ置き、さらに充電機能があります。これひとつで部屋がおしゃれかつすっきりします。
Niko dock紹介
番外編
1、折りたたみデスク
ミニマリストの中でも支持者の多いアイテムの1つは折りたたみデスクです。
パソコン以外は一切もたない主義のミニマリストは家に置かないかもしれませんが、やはり机があったほうが仕事ははかどるでしょう。折りたたみデスクなら好きなところに広げられるので、壁にもたれかかり、足元に置くことも可能です。
折りたたみであることは収納においても重要要素です。立てかけてしまうことができるので場所を取らないのです。脚のある昭和のちゃぶ台のようなものは場所を取ってしまうのでミニマリストに適しません。
折りたたみデスクを選ぶ上で重要なのは大きさと重さです。自分が作業するのに必要な最小限のものにすると良いでしょう。折りたたみデスクでも重いものを選んでしまうと、毎日の出し入れが大変になります。片手でも楽に持てる重さのものがいいでしょう。
2、全身鏡
洗面台にも鏡があるでしょうが、全身は確認できません。きちんと全体の身だしなみをチェックした上で外出したいというミニマリストは全身鏡が重宝すると言います。
全身鏡は大きいのですが壁に取り付けたり、立てかけてしまえるので場所を取りません。あってもよいと判断するミニマリストが多いのもうなづけます。
3、マスキングテープ
マスキングテープというのは取りはがしが自由にできる紙製のテープのことです。
かわいい模様の付いたものが多く、一般の女性の中にはコレクションしている人も多いでしょう。ミニマリストになる際にたくさんのマスキングテープを処分したといのはよくある話ですが、ミニマリストとなったあとであえてマスキングテープを購入した方も少なくありません。どうして一部のミニマリストはマスキングテープを好むのでしょうか?便利な幾つかの使い道があるからなのです。
メモ書き-マスキングテープは紙でできているので書くことができます。ミニマリストの何もない生活の中で覚書は大切でしょう。玄関やパソコンなど常に目が行き届くところにマスキングテープを貼り、そこにしなくてはいけない用事を書き込むようにしている人は多いようです。メモ帳よりも場所を取らず、用事が終わったら簡単に捨ててしまえるのがメリットです。
付箋-マスキングテープは付箋紙としても活躍します。仕事をしている以上家で書類を扱うこともあるでしょう。書類の重要なところに付箋紙代わりにマスキングテープを貼りつけることができます。付箋紙同様はずしても後には残りません。
両面テープ-マスキングテープはワッカにすれば両面テープとして使えます。セロテープやガムテープを輪にして使うと粘着力が強すぎて、壁が破れてしまうこともあるでしょう。マスキングテープなら、はがしてもあとが残らないので重宝します。
4、寝袋
家は主に寝るためのものです。床にそのまま寝るという硬派のミニマリストもいるでしょうが、やはり一日の疲れを取るためにも床には寝たくないでしょう。布団は場所を取るので嫌うというミニマリストは寝袋を活用します。
寝袋を選ぶ時に安物を買ってはいけません。安物の寝袋は寝心地やよくなく、疲れが取れないからです。質の高い少ない持ち物だけで生活するミニマリストとしては、羽毛でできた寝袋を選ぶと良いでしょう。寝返りではだけてしまうの心配がない上、寝心地が良いので、寒い冬でも暖かく過ごせます。
5、手ぬぐいタオル
続いて一部のミニマリストが好んで使うアイテムとして手ぬぐいタオルがあります。
ほとんどのミニマリストはアタッシュケースに物を入れて生活しますが、手ぬぐいタオルのメリットはスペースをとらないことです。バスタオル一枚分のところに10枚の手ぬぐいタオルが入れられるでしょう。慣れれば一枚の手ぬぐいタオルでお風呂上りの身体を拭くことができます。乾きもはやく持ち運びも便利でしょう。
6、喪服礼服
これは日本にいる上では欠かせません。近くにレンタルできるところがあるならできれば場所を取るのでおきたくないものなのですが、レンタルする場所が近くになく、ある程度の年齢になって頻繁に使う必要があるとなると、かえって家にないと面倒です。ミニマリストといえども持っておくことにするかもしれません。
7、電子マネー
小銭を持たなくて良いというメリットがあるために所有するミニマリストが増えています。さらに電子マネーで購入したものは履歴が残り、領収書代わりとなるので、税計算の仕事を減らしてくれます。しかしシンプルに生活することを重視するミニマリストの中には、逆に履歴が残るのを嫌がって使用しない人もいます。
8、食器応量器
禅宗の修行僧が使用するための食器セットです。
ロシアのマトリョーシカのように食器の中に食器が入っているもので、小さなスペースにたくさんの食器を保管できます。場所を有効活用したい自炊派のミニマリストは揃えておきたいアイテムでしょう。
9、万能包丁
これも自炊派のミニマリストは欠かせないアイテムです。
名に万能という言葉があるように肉、魚、野菜、時にはロープやお米の袋などさまざまなものが包丁一本で切れてしまいます。
10、時計
今の時代スマホやパソコンを見れば時間が分かるのですが、時計というのは思いのほか場所を取りません。時間を管理しながらきちんと生活したいミニマリストの中には部屋に時計をかけておきたいという人もいるでしょう。
11、ソファー
ソファーは場所を取る象徴のようなアイテムですが、ベッド兼用とすることができ、座り心地も良いため、部屋に置くことにしたミニマリストもいるようです。部屋の中にソファーしかないのであれば、やはりミニマリストらしさはかもし出せます。
12、ホテル
究極のアイテムとも言えるのがホテルです。
これを利用すれば何と家さえ要りません。ミニマリストの中には、家に住むのをやめてしまいホテル住まいとする人がたくさんいます。シンプルながらも生活するうえで必要なものはすべて揃っているからです。
ミニマリストは現代と昔を融合させる
部屋をシンプルにする目標のもと、時にほうきという昔ながらのよき手段を活用し。時にタブレットという現代のシンプルアイテムを活用します。この現代と昔の使い分けがベテランミニマリストへの道でしょう。