耳たぶをつまむだけでリフトアップ?誰でも簡単にできる方法
年齢肌を感じさせるポイントは複数ありますが、近年若い方でも目立つことが多くなってきた、たるみ。このたるみ一つで見た目年齢が大きく変わり、5歳から10歳も歳をとって見えると言われています。様々な方法でリフトアップを目指すことが出来ますが、その中でも簡単でコストもかからない方法として、耳たぶつまみが注目されているようです。
具体的な方法や、たるみの原因、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
目次
このまま顔のたるみを放置したらどうなる?
一口にたるみといっても、人によって現れる場所や程度は違っています。多くなればその分改善が難しいと感じてしまうものですが、的確な改善方法を実践するためにもたるみが気になる場所をピックアップしていきます。自分の肌を確認して照らし合わせてみましょう。
ゴルゴ線
目頭の部分から口の脇にかけて、頬を縦断するようなラインになります。笑顔でいても怒っているように見えたり、口元や頬のたるみが非常に目立ってしまうものになります。
だらしない涙袋
本来ならばハリがあり、ふっくらとしているはずの涙袋が、下に向けて引っ張られるようにたるんでいる状態です。これがあるだけで顔全体のイメージが変わり、疲れているように見えたり顔色が悪く見えてしまったりすることもあります。
ほうれい線
鼻のわきから口角にかけての部分になります。肌がたるんでくると表情を変えなくてもほうれい線が目立つようになり、たるんだ皮膚がブルドッグのようなイメージを与えてしまいます。
タプタプの二重あご
正面を向いていてもあごのお肉がタプタプと目立つようになり、笑った時などはあごが2段になってしまいます。そのため顔が大きく見えたり、高圧的なイメージを与えてしまうことがあります。
人形のようなマリオネットライン
口の両脇からあごに向かって、ブリキで作られた操り人形のようなラインが目立つものになります。たるみがなければ決して目立つことのないラインです。
たるみ毛穴
お肌がたるむことによって、全体的に下方向へと引っ張られるため、毛穴まで影響を受けて涙のような形に広がってしまう状態です。メイクをしても広がった毛穴に埋まってしまうため短時間で崩れてしまったり、スキンケア商品の蒸発も激しく改善が難しいと言われています。
いかがですか?一つだけではなく、複数の状態に該当する人もいるのではないでしょうか?更にはたるんでしまうことによって、重大なデメリットがあります。
たるみが目立つと印象は実年齢より老けて見える
引き締まっていてハリのあるお肌は、瑞々しくて実年齢よりも若く見えるようなメリットがあります。エイジングケアに力を入れている人は、年齢を聞くとビックリするほどの若さを維持していますが、それは肌のハリにヒントがあります。
反対にたるみの目立つ人は、実際の年齢よりも老けて見えてしまうため、大きく損をしていることになります。自分の中で気持ちを若く保っていようと思ったり、おしゃれをしてメイクも最先端を先取りなどの努力していても、他人から見た時の自分は、実年齢よりも上に見られています。
たるみの程度と見た目年齢は比例するので、酷ければその分、5歳も10歳も老けているイメージを与えているのです。そのままにしていれば、たるみは加速する一方…。肌がたるめば毛穴まで影響を受けて大きく開いてしまいます。
このままではマズイ!と感じどんな場面でもお肌に自信を持ち、見た目年齢を若く見せるためにはどうすれば良いのでしょうか?
上手な改善方法は?
マッサージでたるみを引き締める
肌がたるんでしまうのは、内側の筋肉が衰えてくるから。そのため、マッサージをして筋肉を刺激してあげることで、リフトアップ効果に期待することができます。
マッサージの方法は沢山ありますが、自分で行う場合にはハンドマッサージ以外にもコロコロとお肌の表面を転がすローラータイプのアイテムを使用したり、引き上げた状態を一定時間キープして筋肉に覚えさせる目的を持つマスクなどもあります。
また、エステなどでは手を使う以外にマシンを使って筋肉にアプローチし、顔のインナーマッスルをしっかりと機能させていくような施術もあります。
生活習慣を見直し代謝をアップさせる
筋肉の衰えは、血行不良によって引き起こされます。血液の循環を良くしてあげることで筋肉はパワーを持ち、お肌を引き上げる力が強くなります。老廃物が溜まった状態は血行不良を招きますので、生活習慣を正し、食事の内容に気をつけたり、ヨガやストレッチなど少しの運動を取り入れて代謝を上げると、筋肉の働きが活発になりリフトアップ効果につながります。
リフトアップ化粧品を使う
様々な商品がありますが、特にお肌の内側でハリを維持する成分を中心に作られたものが多いです。このような商品を使い続けることでハリを与える効果に期待が持てますが、個人差があるため全く効果を感じられない人もいるようです。長期間に渡り使用することで、少しずつ効果を感じるケースがほとんどですので、根気強くランニングコストをかけていく必要があります。
骨格から歪みを改善しリフトアップに期待する
接骨院で顔の骨格をチェックし、歪みを矯正することで詰まっていたリンパをスムーズに促し、血行促進や筋肉の働きを高める方法になります。近年では骨気という方法もメジャーになり、日々の中で少しずつ歪む顔の骨を正常な位置に戻してたるみや左右のバランス崩れを改善するという施術もあります。
こうした方法を取り入れることで、気になる肌のたるみを改善することができるのですが、もっと手軽に低コストにリフトアップ出来る方法として、耳たぶつまみというものが注目を浴びています。
どんなものなのか、みてみましょう。
耳たぶつまみがたるみに良いらしい
耳には多くのツボがあり様々な効果に期待できる
耳は非常に多くのツボが集中していると言われますが、このツボを簡単に刺激できて、筋肉や血行不良にアプローチ出来るようです。美容面だけでなく健康面でもメリットが多く肩こりなどにも良いと言われ、筋肉のコリをほぐして老廃物の排出を促してくれるために、顔の筋肉も同様に血行促進や新陳代謝(ターンオーバー)を高めてくれる効果があります。
表情筋への働きかけ
直接的に顔のマッサージをしなくても、耳たぶつまみをするだけで耳につながる表情筋へのアプローチが可能。表情筋の根元部分からしっかりと刺激を与えることができるので、表面から行うマッサージとは違った効果にも期待できます。マッサージでの刺激が難しい筋肉にもアプローチできる方法ですね。
マッサージをする時間がないときでも耳たぶをつまむだけで表情筋に働きかけることができるのです。
全身の血行を促進し老廃物を出してくれる
実際に耳たぶを揉んだり引っ張ったりすると、体がぽかぽかと温まるような感覚が広がりますが、これは沢山のツボを一度に刺激することができるため、経路(けいりゃく)を通じて全身に効果を与えてくれます。体の筋肉も顔の筋肉も繋がっているものですから、血行促進をして体内から老廃物を追い出す働きが活発になり、結果としてお顔のたるみにも嬉しい効果を感じることができます。
これだけ複数の効果を簡単に得られるという耳たぶつまみ。実践する際にはどのように行えば良いのでしょうか?
耳たぶつまみを実践しよう
こちらの耳たぶつまみを考案したのは、リンパケアの施術に対する第一人者と言われる「佐藤青児先生」です。しっかりと顔の筋肉の構造を把握し、リンパへの働きかけがどのような作用するのかを知り尽くした先生だからこそ、考案できた方法といえます。
顔には多くの筋肉がありますが、特に外側翼突筋というのは凝り固まりやすく、顔全体の血行不良を招いてしまいます。この筋肉をほぐして緊張を取り除いてあげることで、他の表情筋にも良い効果を与え、老廃物を取り除いてくれるためにリフトアップに大きな期待が持てます。
具体的な方法をご紹介します。
まず、1、耳たぶつまみ→2、頬タッチ→3、首タッチ→4、胸タッチという順序を覚えましょう。
基本の姿勢は仰向けになり、腰幅と同じ程度に足を開いて伸ばします。そして手のひらは内側に向けた状態で右の肘を60度曲げます。
手には力を入れず、添える程度の感覚で行いましょう。
2、頬タッチ…左の手の平で右側の耳の下からあごまでを包み込みます。深呼吸を10秒間に3回し、右手のグーパーを8回
3、首タッチ…左の手の平を使って右側の喉横部分を包み込みます。10秒間で深呼吸を3回し、右手をグーパーと8回繰り返します。
4、胸タッチ…左の手の平を使い、親指を右の鎖骨の下に当てるようにして、右の胸の上に置きます。10秒間で深呼吸を3回し、右側の手はグーパーを8回繰り返します。
この動作を1セットとして、4まで終わったら反対側も同じように行います。1日に3セットを目安に行うと、効果が高まります。
耳たぶつまみの後は仕上げに耳を引っ張る
耳たぶつまみを実践した後は、効果を最大限に引き出すため、仕上げに耳を引っ張りましょう。耳を引っ張ることで更に血行が促進され、リフトアップ以外の効果も与えることができます。
耳を引っ張ることで得られる効果は
・むくみの解消
・リラックス効果で安眠できる
・目元がすっきりとして視力の向上やクリーンな視界に期待できる
・頭がスッキリして集中力がアップ
・冷え性の改善
・全身のコリをほぐす
などがあります。具体的な方法は「基本」、「リフトアップ」、「たるみ&むくみ解消」になります。
基本
耳と同じ側の手を使います。親指を耳の裏側に添えて、中指を耳の中心部分(くぼんでいる所)に当てて斜め後ろに向けて軽く引っ張る。足踏みをしたり、歩きながら行うことで冷えの予防や足のむくみ、骨盤の歪みにも効果的です。
リフトアップ
親指と人さし指で耳の上部を挟み、斜め上に引っ張る。このとき、目を上下左右に動かすと、目の周りの細かなシワにも効果的です。
たるみ&むくみ解消
親指と人さし指で耳の下部を挟み下方向に引っ張る。口を大きく動かすことで口元を中心にフェイスラインがシャープになる効果があります。
どのステップも、引っ張る時間は3秒程度で良いです。繰り返しながら1分程度行うだけで充分。毎日続けることで、より高い効果に期待が持てます。
耳を引っ張ることで脳骨髄液の分泌にも良い働きがあり、ホルモンの生成や運搬、頭蓋骨の歪み矯正にも良いと言われています。世界保健機関のWHOが発表したデータでは、耳にあるツボは100種類を越えると言われており、耳たぶつまみや耳引っ張りによって簡単に刺激することができます。
ワンポイントとして知っておきたい耳ヨガ
耳を刺激するヨガをご存知ですか?お肌のたるみ改善だけでなく、食欲の抑制にも良いと言われています。時間のあるときに試してみましょう。
耳を刺激することで、体調が悪くなるなどのデメリットは一つもありません。全身のツボと繋がっており、リフトアップやお肌へのトラブル改善以外にも沢山のメリットを与えてくれます。
上記下以外でも、時間のあるときや寝る前などに耳を触り、やさしく揉んだり引っ張ったりしてみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?耳には本当に沢山のツボがあることや、少しの刺激だけでたるみの改善やお肌トラブルの改善、更にはダイエットにも良いことがわかりますね。
耳たぶつまみや仕上げの耳引っ張りはらどこにいても簡単に行えて効果も高い方法ですから、覚えておいて損はありません。今すぐにでも実践できるので、今日から毎日続けてみましょう。