ナンの手作りなんて難しそう。。。と思っていませんか?
試してみると案外簡単なので、ぜひ作ってみましょう。
初めは「捏ね」も少なく、「冷蔵庫で発酵させる」失敗知らずのナン作りから慣れて行くと良いかと思います。
インドカレー専門店のような、外はパリッと中はもっちり、ほんのり甘くて優しい味のナンと、野菜たっぷりのバターチキンカレーは最高のマッチング。(冷蔵庫に残っている野菜を色々使ってみるのも良いかと思います。例えばゴボウとキャベツが入ったバターチキンカレーなど)
下ごしらえも一晩冷蔵庫に寝かすことで失敗なくナン生地を発酵させたり、鶏肉にしっかり味をしみこませ、臭みを取ることができます。
土曜日の夜に仕込んで翌日のサンデーブランチに頂くとか、最高に幸せ!
【ナン4枚分】
・強力粉 200g
・バター 30g
・牛乳 150ml
・ドライイースト 3g
・砂糖 8g
・塩 3g
・打ち粉用強力粉
【バターチキンカレー2皿分】
・鶏もも肉 100g
A カレー粉 大1
A ヨーグルト 100g
B 人参 1/2
B 玉ねぎ 1/2
B ピーマン 2個
B マッシュルーム 4個
(野菜はお好みのものを用意してください)
C バター 30g
C カレー粉 大1
C トマト缶 1缶(400gぐらい)
C 生クリーム 50ml
C おろしニンニク 少々(チューブの物でもOK)
C おろしショウガ 少々(チューブの物でもOK)
C 塩 適宜
C コショウ 適宜
<作り方>
【ナンの生地】/// バターは室温に戻しておいてください ///
(生地になじんでしっとりするまで50回ぐらい捏ねると良いです)
ナンの仕込みはここまで!
【チキンの下ごしらえ】
チキンの仕込みはここまで!
一晩寝かした材料で、早速ナンとバターチキンカレーを作りましょう。
【バターチキンカレー】
【ナンを焼く】
カレーにCの生クリームを加え、ひと煮立ちしたら出来上がり。
焼きあがったナンと一緒に頂きましょう。
<作り方のコツ>
・イーストは塩気を嫌いますので牛乳を注いで混ぜ始める時に、なるべく塩が一番最後に触れるよう、ボウルの端っこに入れると良いと思います。また生地を捏ね始めてから固いと思ったら、ほんの少しずつぬるま湯を加えると良いです。また逆に20回以上捏ねているのに柔らかすぎてベタベタであれば、強力粉を少し足してください。
・ナンを焼くのはフライパンでなくホットプレートでも大丈夫です。中火で7分焼いてひっくり返しますが、上から押し付けるとふわっと感がなくなりますので気を付けましょう。
・バターチキンカレーの最初で炒めるニンニクペーストとショウガペーストはチューブの物でOKです。小さじ1杯ずつぐらいがちょうどいいかと思います。
・バターチキンカレーに入れるトマト缶はホール状でもカットでもお好みでどうぞ。煮ている際にトマトの塊が残っている方がお好きでしたら、トマトは潰さず、鍋をゆするようにして全体を混ぜましょう。
インド料理専門店の様に美味しいナンとカレーを作ってみたくていろいろ調べて試してみました。オーブンがなくても焼けるのがうれしくて、カレーじゃないときもナンを焼いたり、ナンに慣れたら応用でロールパンを焼いたりも出来るようになります。
フライパンで焼く際には火加減が一番の注意点ですが、それさえ出来れば失敗いらずです。
ナンもカレーも作っている最中からいい匂いで、本格的な味。辛すぎないからどなたにも喜ばれること間違いなし!
余分に作って冷凍しておくと、いつでも楽しめて便利です。
オムレツのカレーソース、丸く焼いたナンのサンドイッチなど応用もききます。
ホームパーティなどで振舞う時は、小さめのサイズをたくさん作って、フィンガーフードにしても良いですね。
インド料理といえば「ナン」と「カレー」というイメージがありますが、今回のバターチキンカレーの様にバターやクリームといった乳製品を使ったものや、ナンの様に小麦粉を使った料理というのは北インド地域のお料理なんだそうです。
暑い国というイメージのインドですが、カシミール地方のような北インドは日本と気候も変わらず、冬は寒いんでしょうね。コクがあってこってりとした旨味のカレーを好んで食べるのも頷けます。
そして日本人に一番好まれるのもまた北インドの料理だそうで、「日本をはじめとする海外のインド料理店は、北インド料理を面にした店が大多数を占めている」とのことです。
日本風なカレーライスも大好きだけれど、北インド風のバターチキンカレーとナンもコクがあって美味しいですね。